ドキッと!アイスは2~5人用のトリックテイキングゲームです。トリックを獲得すると、アイスタイルがもらえるのですが、3個までしか乗せることができません。そのため、4トリック取るとゲームから脱落してしまい、ラウンドも終了してしまいます。
ドキッと!アイスについて

カードは5スート、それぞれ1~13です。プレイ人数に応じて、使用する枚数が異なります。
アイスタイルを種類ごとに山にしておきます。それから、各プレイヤーにコーンタイルを1枚ずつ配ります。
カードをよく混ぜ、各プレイヤーに手札を10枚ずつ配ります。
ゲームは切り札なし、マストフォローのトリックテイキングです。プレイされたカードが1スートだけの場合、もっとも大きい数字を出したプレイヤーがトリックを獲得します。
2スート以上のカードが出された場合、もっとも小さい数字を出したプレイヤーがトリックを獲得します。(同値の場合は後出し勝ち)
獲得したトリックは裏向きにして、自分の手元に置いておきます。また、今回獲得したトリックに対応する色のアイスタイルを獲得します。獲得したアイスタイルは自分のコーンタイルの上に置いておきます。
★がついていいるアイスタイルを引いた場合は、追加でトッピングタイルも受け取ります。
トリックを獲得したプレイヤーが次のリードを行います。全員が手札を出し切るか、誰かが4枚目のアイスタイルを獲得すると、ラウンド終了です。
ラウンドの終了
アイスタイルを4枚獲得してしまったプレイヤーは、得点がもらえません。
それ以外のプレイヤーはアイスタイルの分だけ得点を獲得します。トッピングタイルも1点としてカウントします。
ゲームの終了
ラウンド終了時の得点計算時に、誰かが10点以上になっていればゲームが終了します。
もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
おいしそうな見た目のトリックテイキング

トリックを獲得するたびにコーンの上にアイスが乗っていき、4つになると崩れてしまうという設定が分かりやすいです。
マストフォローのトリックテイキングなのですが、2スート以上出されると小さい数字が勝つというのが特徴です。そのため、小さい数字でリードしたとしても、トリックを取らされてしまう可能性があります。
今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで30分ほどでした。
3トリックで終わらせるのがベストなのですが、なかなかそう上手くはいきません。後半になると、スート枯れにより複数スートが出されることが増えてくるため、勝敗の予測が難しくなってきます。
アイスタイルは裏向きで並んでおり、獲得したときに表にすると★がついているかどうかが分かります。★がついていると得点が増えるため、逆転要素も出てきます。
今回はアイスタイル3枚、トッピングタイル3枚という、最高得点が出たのですが、見事に4トリック目を取らされてダメにされていました。この辺りの生き残るかどうかの判定も盛り上がりますね。
分かりやすいルールで、アイスのコンポーネントも見た目がいいため、トリックテイキングの入門としても、ちょうどよさそうです。
原版のルールも上級ルールとして記載されているので、どちらのルールでも遊ぶことができます。
タイトル | ドキッと!アイス (Dokitto! Ice) |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
デザイナー | Lana Inagaki, Lana&Papa |
BGGリンク | Dokitto! Ice | BGG |