ハピエストタウンは市長として、さまざまな建物を建てていく2~4人用のゲームです。誰かが10軒以上建物を建てると終わりで、カードに書かれた人口×幸福度がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
ハピエストタウンについて
ローコスト施設、ミドルコスト施設、ハイコスト施設の3つの山札をそれぞれよく切ります。ローコスト施設の山札から3枚をめくり、場に並べます。
インフラカードからランダムに3枚を選んで場に並べます。
家、団地、タワーマンションの3種類の住宅カードは表向きの山札として並べておきます。
各プレイヤーに、はじめてのコンビニカードと初期資金を配ります。
ゲームは誰かが10軒以上の建物を建てるまでラウンドを繰り返します。
手番の流れ
- 場に置かれたカード分の収入を得る。
- 施設カードを好きな枚数捨てる。
- 場の施設カードが3枚になるように好きな山札から補充する。
- 建物カードを1枚獲得して、コストを支払いプレイする。
- 条件を満たしていればインフラカードを1枚獲得する。
ゲームの終了
スタートプレイヤーから手番を繰り返し、誰かが10軒以上の建物カードを建てたら、そのラウンドを最後まで行いゲーム終了です。
プレイしたカードに書かれた人口の合計×幸福度の合計がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
子供でも遊べるお手軽な拡大再生産
建物を建てるたびにどんどん収入が増えていくため、手軽に拡大再生産を楽しむことができます。
カードもすべてアイコンや数字なので、テキスト効果などもなく、初回からでも分かりやすいです。それでいながら、建設コストは安くて収入が増えるものの、幸福度や人口が減ってしまうなど、カードごとのバリエーションが豊かです。
今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで20分ほどでした。
プレイ感としては、宝石の煌きに近いです。最初はローコストで場を整えて、タイミングを見計らってミドルコスト、ハイコストに切り替えていく感じです。
勝敗が「幸福度×人口」というのも絶妙で、両方ともバランスよく集めなければなりません。また、収入が増えるようなカードばかり選んでいると、幸福度も人口もあまりあがらないため、どこかのタイミングで収入から得点化に切り替えていく必要があります。
インフラカードは宝石の煌きでいうところの貴族タイルで、プレイしたカードに描かれたアイコンが条件を満たすと、もらえるようになっています。そのため、まずはこれを目指してカードを取っていくのも指針の1つになります。
これかでも十分にシンプルで悩ましいルールなのですが、6歳~8歳のお子さん向けルールも用意されているため、家族で遊ぶのにもちょうどよさそうです。
タイトル | Happiest Town |
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発行年 | 2018年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 10~15分 |
デザイナー | Toshiki Sato, Airu Sato |
BGGリンク | Happiest Town | BGG |