この日は久しぶりにポセイドンをプレイしました。鉄道ゲームの18××シリーズの1つなのですが、線路も列車も登場しない変わり種です。
ヴェルヌの地底探検
フリップ&ライトの紙ペンゲームです。
スタート地点から中央を通って、出口まで経路をつなげることが目的です。
2つの山札からカードをめくります。1枚には座標が、もう1枚には何を描くかが書かれています。座標は行か列が書かれており、対応する一直線上ならば、どこを選んでもOKです。
山札がなくなると水を消費します。このとき、消費する水を持っていないと脱落してしまうため、ゲーム中に獲得しておかなければなりません。
山札から危険カードがめくられると、隣の人にシートを渡して描いてもらいます。これにより、狙っていたマスがつぶされてしまうため、インタラクションがあります。
紙ペンにしてはめずらしく脱落要素があります。脱落すると、勝敗にからめない上、プレイにも参加できなくなってしまうため、水がかなり重要になってきます。ちなみに水は集めれば集めるほど得点にもつながるため、取って損はありません。
後発なだけあり、さまざまな要素がほどよくまとまっています。
エイジオブクラフト
ダイスを資源として使うドミニオンのようなゲームです。
コストとしてダイスを支払い、新たな建物を建てていくことで、拡大再生産していきます。
昔からタイトルは知っていたのですが、初めてプレイしました。
初回ということで、サプライもルールブックにある、おすすめのものを使用しました。
どんどん建物を建てていき、誰かが20点以上になると、そこでゲーム終了です。
毎回選んだサプライによってプレイ感が変わってくるところがドミニオン、バーストや交渉がカタン、カード効果でダイス目をコントロールするのが王への請願といった感じで、さまざまなゲームのお馴染みの要素が上手くまとまっています。
しっかり考えどころがあり、ダイス目による運もからんでくるため、ボードゲーム始めたての人にもすすめやすいです。また、箱がコンパクトなので持ち運びにも便利です。
1プレイもそれほど長くないため、繰り返し遊びやすいです。
ポセイドン
鉄道ゲーム18××シリーズの1つなのですが、線路も列車も登場しないというめずらしいゲームです。
古代ギリシャを舞台に、商業権を獲得したり、国家に投資したりして一族の繁栄を目指します。用語は異なりますが、ほとんど仕組みは18シリーズと同じです。
ポセイドンはゲームの終了までのラウンド数が決まっているため、他のシリーズに比べると1プレイの時間が短いです。
この日は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで3時間ほどでした。
マップが海上のため、線路はありません。その代わり、交易所コマを置いていきます。線路のようなつながりがないため、船コマを動かして通過したところにどんどん置いていけばOKです。
面白いのが株券にあたる商業権とマップ上に配置する交易コマが共通というところです。
そのため、株式を発行しすぎると航路が伸ばせなくなってしまいます。逆に航路ばかり伸ばしていると、株式が発行できずに資金不足になってしまいます。
コマの数は国ごとに異なるため、その辺もよく考えながら、どの国に投資するかを考えなければなりません。
ルールは8ページほどしかなく、複雑な処理もありません。それでいながら、どこに投資するか、どうやって航路をつなげていくかなどなど、考えるところは多いです。
18シリーズをやってみたいけれども、あまり長いのは気が引けるという人にオススメです。