ボードゲーム

[ボードゲーム] ポセイドン 紹介

POSEIDON

ポセイドンは古代ギリシャを舞台とした2~5人用のゲームです。プレイヤーは裕福な一族として商業権を獲得したり、国家に投資したりして繁栄を目指します。線路も鉄道もありませんが、18××シリーズのひとつです。

ポセイドンについて

ゲームは最初に1回だけ行われるポセイドンラウンドと商業権ラウンド、探検ラウンドを規定の回数繰り返して終了します。各ラウンドの順序はゲームボードに記載されています。

ゲームの流れ
  • ポセイドンラウンド
  • 商業権ラウンド①
  • 探検ラウンド×2
  • 商業権ラウンド②
  • 探検ラウンド×2
  • 商業権ラウンド③
  • 探検ラウンド×2
  • 商業権ラウンド④
  • 探検ラウンド×2
  • 商業権ラウンド⑤
  • 探検ラウンド×3

ポセイドンラウンド

スタートプレイヤーの右隣から逆順に特殊カードを購入します。

特殊カードにはさまざまな効果があり、収入をもたらしてくれるものもあります。

商業権ラウンド

商業権を購入したり、売却したりします。

まだ国王がいない国家の商業権を購入する場合は、国家創立の処理を行います。

各手番、購入は1回だけで売却は何回でも行えます。

ソフトパスなので、すべてのプレイヤーが連続してパスすると終了です。

探検ラウンド

国王は国庫の一部を自分の所持金にすることができます。
金額はフェイズにより決まっています。

探検は威信値が高い国家から行います。

フェイズに応じた歩数分、船コマを進めます。通過したところに空きマスがあれば交易所コマを置いていきます。

その後、船団を派遣するかどうかを決定します。

船団を派遣しない場合、フェイズに応じた固定額が国庫に入ります。

船団を派遣する場合、所有している船の航続距離を合計してルートを決定します。その後、その分に応じた収益をもたらします。商業権1つにつき、合計した収益が銀行から支払われます。

収益が払われた場合、威信値が1つ上がります。

それから船の購入があります。

船は1つの国家につき3つまでしか持つことができません。

4・6・Eの船が購入された場合、フェイズが進みます。そのとき、船が老朽化してゲームから取り除かれることがあります。第2、第3フェイズに進んだ際は新たに商業権を発行して国庫を増やすことができます。

第11探検ラウンドが終わるとゲーム終了です。

所有している商業権の計算を行い、もっとも総資産が多いプレイヤーの勝利です。

他の18シリーズとの違い

ボードゲームのポセイドン

18××を経験した人ならば、どれが何を表しているかすぐに分かると思います。

特殊カードがプライベート会社、国家が鉄道会社、交易所が線路、商業権が株式に相当しています。株式ラウンドと運行ラウンドを交互に行うのも同じですね。

実際にプレイしてみると以下のような点が通常の18シリーズと異なります。

交易所の配置

18では線路を敷設していきますが、その際に周りの線路とのつながりを考えて配置する必要がありました。また、置きたい形の線路を探すのにも時間がかかります。

ポセイドンでは空いているマスに交易所コマを置くだけなので、つながりなどを気にする必要はありません。

交易所と商業権

交易所と商業権はどちらも成長性ディスクを使用します。このディスクの総数は国家によって異なります。

フェイズが進んだときに商業権を発行して国庫を増やすことができるのですが、ここで使いすぎると交易所が減ってしまい、ルートが広げられなくなってしまいます。そのため、最終的なルートを想定してバランス良くディスクを使っていく必要があります。

収益の計算

18では列車を複数個持った際に、それぞれのルートを考える必要があります。そのとき、ルートがかぶらず、なおかつ効率がいい路線を考える必要がありました。

ポセイドンは複数個船を持っても合計値でルートを1つ出せばいいので、そこまで悩みません。

出航しない場合は固定金額が国庫に入るので、ルートを考える必要すらないです。

ゲームの終了

18では銀行のお金がなくなるまでゲームが続きます。

ポセイドンは18リリパットと同様、決まったラウンド数でゲームが終わるので、見通しが立ちやすいです。

鉄道がない18××

ボードゲームのポセイドン

上記のようにだいぶ遊びやすくなるような工夫が凝らされています。

ルールも8ページほどしかなく、複雑な例外処理などもありません。

そうはいっても時間はかかるので、今回は4人でルール説明込み4時間ほどかかりました。

序盤はなかなかゲームが進まず「これ本当にEの船までいくの?」と思っていましたが、後半になって一気にゲームが動き出し、ちゃんとEの船の購入までたどり着きました。

終盤、Eの船が買われることで現在トップのプレイヤーに船の強制購入が発動し、大きく沈むことが分かりました。そうなるとわたしにも勝ち目が出てきます。

しかし、買われたタイミングが遅かったため、結果わたしの国家の船もなくなってしまい、1回分の探検ができなくなってしまいました。

結果、漁夫の利でもう1人のプレイヤーが1位になり、わたしが2位、トップだった人は3位となりました。

最後はまさかの展開でかなり盛り上がりましたね。

ルール量が少なく、さまざまな展開があり、時間もほどほどということで個人的にはかなり気に入りました。ルールの分かりやすさでいうと18リリパットより、こちらの方が入門に向いているのではと感じました。

近々ぜひまたプレイしたいゲームです。

18シリーズの入門としてもオススメ。
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ゴクラクテン
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宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 最近は、いろいろなオープン会にも顔を出すようになりました。 他にマンガ、本、映画、ゲームなどについて記事を書いています。