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[ボードゲーム] 18Lilliput(18リリパット)紹介

18Lilliput(18リリパット)は鉄道ゲームである18××シリーズのカード版です。もとのボードゲームよりもルールが簡略化されており、遊びやすくなっています。だんだんとやるべきことが分かってくるので、18シリーズの導入としてもよさそうです。ただ、初回は3~5時間はかかるでしょう。

18Lilliput(18リリパット)について

株価インデックスボード、線路タイル、アクションカードをテーブルに置きます。

ゲームの手番はカタン方式(スネーク方式)で行います。たとえば、4人いる場合はABCDDCBAの順番でアクションを行っていきます。

初めに人物カードと初期会社を決めます。

これもカタン方式で行い、各自が1枚ずつカードを獲得します。また、獲得した会社の50%株を受け取ります。

人物カードは特殊能力と独自タイルを持っています。
初期会社はすべて特殊能力があります。

初期線路タイルのミルデンドを配置して、その四辺に最初の線路タイルを配置していきます。

手番では10枚あるアクションカードのうち、いずれか1枚を選び、そこに描かれたアクションを実行します。各カードには2種類のアクションが描かれているため、いずれか1つを選びます。

これをカタン式で行い、1人2アクションずつ実行すると列車の運行になります。

アクションには以下のようなものがあります。

アクションの種類
  • 線路タイルの配置
  • 株の売却と購入
  • 列車の購入
  • 駅の配置
  • 個人資本にお金を加える
  • 会社資本にお金を加える

ゲームにはラウンドとは別に7つの時代が存在します。時代は主に、新たな列車が変わることで移行します。時代が変わると、今まで使っていた列車が型落ち(収入が半分)になったり、ゲームから除外されたりします。

アクションが終わってから、株価が高い順に列車を運行させます。

列車の収入は、株価に応じて配当を行うか、会社に留保するかを選べます。
配当した場合は株価が上がり、留保した場合は株価が下がります。

その後、終了処理を行いラウンド終了です。

これを全8ラウンド(4人の場合)行い、もっとも個人資産が多いプレイヤーの勝利です。

18××シリーズとの主な違い

ボードゲームの18lilliput

会社が奪われない

株は全部で80%しかなく、最初に50%株を所有するので、他の人に会社が奪われることがありません。(50%株は売却不可)

株価の動きは緩やかで暴落なども起こりません。

カードを選んでアクションを実行

誰かが選んだアクションカードは使えなくなるので、ワーカープレイスメントのような仕組みになっています。

2アクションずつ、全8ラウンドなので合計16アクションしかありません。

ゲームボードがない

18シリーズではゲームボードのヘクスにタイルを配置していきますが、リリパットでは四角形のタイルを並べていくことでマップを形成していきます。そのため、最終的にどのような形になるかはプレイヤーに委ねられています。

また、タイルの種類がそれほど多くないので、その場所に合うタイルがあるかどうかは、ほとんど一目瞭然です。

ルールはだいぶ簡略化されたけれども

今回は4人で遊び、ルール説明に1時間弱、プレイには4時間ほどかかりました。

ちなみにわたしは1846と1830を遊んだことがありますが、他にプレイヤーは18シリーズの経験はありません。ただ、長時間ゲームに対する耐性はあります。

経験があるため、わたしはルールを読んだ段階でどんなゲームかが察しがつきましたが、他の人たちはルールを聞いても何をすべきかまったく見当がつかない感じでした。

ただ、実行すべきアクションは眼前に並んでいるため、そこから選ぶことで何となくゲームが動いていきます。

18リリパットでは、1人2つずつ会社を持つことができるのですが、今回は2人しか新会社を設立しなかったため、時代が途中でとまってしまいました。

このゲームでは新たな列車を買うときに上書きができないため、上限の列車を持っていると新しい列車が買えなくなってしまいます。

そのため、全員が上限を所持すると時代が止まってしまいます。

結局、7あるうちの5までしか時代が進まず、そこでゲーム終了となりました。

当然のことながら、新会社を設立したプレイヤーが1位と2位になっていました。

限られた手番をどう活かすか

ボードゲームの18リリパット

16アクションしかないため、かなり密度が濃いです。

新会社設立のタイミングやどこに駅を置くかが非常に重要です。

そうはいっても従来のシリーズと比べると、かなりシステムに保護されているため、プレイヤーが破産するようなことはありません。会社の乗っ取りなどもないので、そこまで株は重要ではない感じです。

アクションや線路をめぐるインタラクションが強めで、お金に関する細かい計算が必要なので、遊ぶ人は選びます。

線路を敷く、駅を建てる、株を売買するといった18シリーズらしさは、しっかり残っているので、名前は聞いたことはあるものの、未プレイという人にはちょうどいいかもしれません。

ただし、経験者が遊んだ場合は「これだったら18やった方がいいな」と感じる可能性は高そうですね。

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ゴクラクテン
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宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 最近は、いろいろなオープン会にも顔を出すようになりました。 他にマンガ、本、映画、ゲームなどについて記事を書いています。