少し前に話題になっていたニュートンを初プレイしました。その後、名前は知っていても遊んだことがなかったハイソサエティを遊び、最後は久しぶりにインサイダーゲームを遊びました。
ニュートン
学者として講義を行ったり、ヨーロッパをめぐったり、本を書いたりしていくゲームです。
カードをプレイすることでアクションを実行するのですが、1ラウンドで5アクション行うと、1枚のカードが使えなくなります。そのため、新たにカードを入手していかなければならず、デッキ構築のような雰囲気があります。
アクションは個人ボードにあるアイコンの数を参照するので、どんどんできることが強化されていきます。
得点を取る方法がいろいろあるのですが、全部をフォローするのはムリなので、どこかに絞って稼いでいく必要があります。そうしないと、どれもが中途半端になってしまい、あまり得点につながりません。
言語依存や複雑な処理などもなく、初回からでも遊びやすいです。
他プレイヤーへの攻撃要素などもないので、万人に好かれそうですね。
ハイソサエティ
クニツィアによる競りゲームです。
全員が同じ構成の所持金カードを持っており、それを使って得点となる贅沢品タイルを競ります。
競りの方法はシンプルで、順番に所持金カードを出していき、自分以外がパスをすれば贅沢品タイルを獲得できます。中にはマイナス効果のタイルもあり、その場合は先にパスをした人がそのタイルを受け取ります。
1枚ずつ贅沢品タイルを競っていき、山札から4枚目のアウォードタイルがでると即座にゲームが終了します。
そのとき、所持金がもっとも少ない人がゲームから脱落します。
そのため、いくら得点を集めていても、お金を使いすぎると勝てないようなルールになっています。
これが絶妙で、周りがどのくらいお金を使っているのか考えつつ、タイルを競る必要があります。
もちろん所持金をたくさん残していても、タイルを取らないことには勝てないので、その辺の見極めが重要になります。
1995年のゲームですが、長く遊ばれているだけあり、シンプルな中にも考えどころがある良作です。
インサイダー・ゲーム
久しぶりに遊びたいというリクエストがあったので、4人でインサイダーゲームを。
1人が親となり、お題を確認します。
子はお題が何かを当てるのですが、その手がかりとして「はい」か「いいえ」で答えられる質問を親にしていきます。砂時計が落ちきる制限時間内にお題が当てられないと全員が敗北します。
実は子の中にはお題を知っているプレイヤーが1人います。
そのため、もし時間内に正解出来た場合は、今度は誰が情報を知っているインサイダー(内部者)なのかを予想します。
インサイダーは自分がインサイダーだとバレないように上手くみんなを答えに導かなければなりません。
シンプルな正体隠匿ゲームで、1回数分で終わるので遊びやすいです。
ヴァリアントルールだとインサイダーがいないケースもあるため、より考えることが増えます。
久しぶりに遊びましたが、盛り上がったので何度かプレイしました。
お題によってはインサイダーが何もしなくても当たってしまうので、その辺の理不尽さが許容できる人向けのゲームですね。