『Seasons/十二季節の魔法使い』はクシディット王国の偉大な魔法使いになることを目指す2~4人用のゲームです。コンボを考えるのが楽しいテキスト効果多めのゲームなので、TCGなどのカードゲームが好きな人にオススメです。
十二季節の魔法使い(Seasons)について
各自に個人ボードを渡します。能力に差はなく、リファレンスやトークン置き場として使用します。他にクリスタルの所持数を表すボードと季節や年数を表すメインボードがあります。
各自に9枚を配り、そこからドラフトを行って初期手札を決めます。
手札が9枚になったら、これをさらに3枚ずつに分けます。3枚は最初の手札、残りは2年目以降に加わる手札になるので、それぞれの上にⅡとⅢのトークンを置き、伏せて置いておきます。
ゲームはダイスドラフトで進行します。
ダイスは通常のものではなく、オリジナルのアイコンが描かれています。また、季節によって使用するダイスが変わります。現在の季節のダイスをプレイヤー人数+1個振ります。
スタートプレイヤーから順番に1つずつダイスを取っていきます。
あとはダイスの目に対応する資源を獲得し、カードをプレイしたり、カードの効果を発動させたりしていきます。好きなだけアクションを行ったら手番終了で、これを一巡します。
使われなかったダイスが1つあるので、そこに書かれた点の数だけ季節が進行します。
そしたらまたダイスを振ってアクションというのを繰り返します。
季節が一周すると新たな年が始まります。
先に伏せて置いたカードを手札に加えます。
これを3周、つまり3年行ったらゲーム終了です。
ゲーム終了時に残った手札はマイナス点になります。最終得点計算を行い、もっともクリスタルを多く所有しているプレイヤーの勝利です。
これを出すためにはまずこっちを……、いや、こっちが先か
テキスト効果が多く、さまざまなコンボがあるので、カードを把握してから面白くなるタイプのゲームです。
ダイスで火、水、風、大地の4種類の魔力を集め、それをコストにしてカードをプレイしていくのが主な流れです。ただし、出せる枚数は召喚ゲージによって制限されるので、カードをプレイするためには、まずそこを上げていく必要もあります。
あまったカードは変転というアクションで得点化することもできます。
カードドラフト、ダイスドラフトを主軸に、さまざまなカードをプレイして拡大再生産をしていくので、この手のジャンルが好きな人ならば間違いなくハマります。
ただ、魔力の赤が風で、黄色が火というのは違和感ありますね。
赤=火というイメージがあるので、この辺は慣れが必要です。
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