今年ボードゲームを始めた方に、宝石の煌きから、カタン、アグリコラ、オーディンの祝祭までいろいろ遊んでもらったのですが、この日はとりあえずの目標であったテラミスティカをプレイしてもらいました。
ザ・キング・イズ・デッド
新版ですが、陰謀アクションカードは使用していません。
最大8アクションしかないエリアマジョリティです。8つの地域でマジョリティを競うのですが、終了条件がもう1つあり、そちらを満たしてしまうとその瞬間にゲームが終わってしまいます。
通常の目的はマップ上でマジョリティを取っている派閥のコマを1番多く持っていることなのですが、侵攻による終了だと赤青黄のセットの数がもっとも多い人が勝つため、自分の都合が良い方向で終わらせる必要があります。
カードをプレイすることでアクションを行うのですが、手札は8枚で、補充などもないため、先々まで見据えてプレイする必要があります。後半にプレイしようと温存していても、使えなくなる可能性もあるので油断できません。
また、獲得するコマはボード上から取るため、勝たせたいと思っている派閥が弱くなってしまうというジレンマもあります。
始まってしまえば運要素はないため、なかなかシビアなゲームです。全員の手札も同じ構成なので、どのタイミングで抜け出すかが重要です。
ルール自体はシンプルなので、じっくり腰を据えて遊びたい人にオススメです。
テラミスティカ
3人戦で1人は初プレイです。
改訂基本マップで氷と炎入り、得点は全員20点でスタートにしました。初プレイの人にはノマドを、わたしはイエティを、もう1人はオウレンを使用しました。
イエティはパワーアクション特化型でコストマイナス1でアクションができます。さらに砦が解放されると、すでに使われているパワーアクションも行えるようになります。そのため、かなり融通が効くのですが、調子にのってパワーをもらいすぎると、得点がどんどん減ってしまいます。
ノマドは住居3軒からスタートで、砦を解放すると地形を砂漠にできるアクションが使えるようになります。基本マップではかなり強い種族です。
オウレンは目立った能力はないのですが、砦を解放することで教団トラックを2上げるアクションが使えるようになります。
今回はエリアを広げるのに出遅れてしまい、街を作るまでに時間がかかってしまいました。また、後半からパワーをもらえることも少なくなり、せっかくの能力が活かせません。
結局、終わってみると最初につけたハンデを縮めることができず、そのままノマドを使った初プレイの方が勝利しました。
氷と炎を入れた場合、BGGでのWeightは3.96なので、この辺までがプレイできるようになれば、だいたいのゲームが遊べるかなと思ったのですが、今回やってみた感じだと、もう少し難しくても問題なさそうでした。
Terra Mystica: Fire & Ice | BGG
といっても、これ以上Weightが上がるとルール説明が大変になる上、プレイ時間も長くなってしまうため、あえて難しくする必要はないかなとも考えています。
もちろん、本人の希望があれば、どんなゲームでもしますが。
ミントワークス
コンパクトなワーカープレイスメントです。前回は2人でしか遊ばなかったため、3人プレイは初です。ルールは変わらず、いくつかのアクションスペースが3人用に変更されるだけです。
短距離走のようなワーカープレイスメントで、得点源が決まったら、そのまま駆け抜けることでゲームが終了します。そのため、一般的なゲームだと強力なコスト軽減のようなカードも、それほど活躍しません。(すぐにゲームが終わってしまうため)
プレイ感は2人でも3人でもそれほど変わりないですね。
1プレイは短いですが、ちゃんと考えどころがあるため、オープン会などの時間調整にもよさそうです。缶もポケットに入るくらいの大きさのため、バッグにしのばせておけば活躍しそうです。