ワールドリバイバーは2人用のデッキ構築型対戦ゲームです。3×3のゲームボードにユニットを配置して相手を攻撃し、ライフを0に減らした方の勝ちです。またはターン26の終了時にライフが多い方が勝利します。
ワールドリバイバー(World Reviver)について
お互いに異なる10枚の初期デッキを使用します。カードの種類は無色、赤、緑、青の3色です。今回使用するカードのサプライを決めます。ルールブックに推奨サプライが紹介されていますが、ランダムに決めることもできます。
ゲームは以下のターンを繰り返すことで進行します。
どちらかのライフが0になるか、26ターンが終わるまで手番を繰り返します。
ターンの流れ
ターン開始時フェイズ
- ターンカウンターを1進める。
- 任意の枚数の手札を捨てる。
- 手札が5枚になるように補充する。(山札が枯れた場合はリシャッフル)
- サプライから好きなカードを1枚獲得して捨札置き場に置く。(任意)
- ユニットをアンタップ
スタンバイフェイズ
- コントロールするユニットを捨札にする。
- 手札からスタンバイゾーンにユニットカードを置く。
メインフェイズ
以下の行動を好きな順番で好きなだけ行う。
- ユニットのプレイ
- ユニットの移動
- スマッシュ
- 起動能力の使用
- スペルの使用
終了フェイズ
- ダメージを取り除く。
- スタンバイゾーンのユニットを捨札にする。
- 終了チェック未処理の効果が残っていなければターン終了。
ゲームの終了
相手のライフを0にした方の勝ち。
またはターン26終了時に残りライフが多い方の勝利。
独特なデッキ構築
なかなか独自要素が強いデッキ構築です。ユニットをボードにプレイし、重なったら戦闘になります。戦闘はお互いにパワーを減らすだけのシンプルな処理です。(ちなみにユニットの強さはパワーしかありません)また、その場にとどまったユニットはスマッシュすることで相手の本体にダメージを与えることができます。
ユニットをプレイするのにコストはかからないのですが、リミットという上限値があるため、強力なユニットは序盤に出せないようになっています。リミットはターンが進むにつれて徐々に増えていきます。
スペルカードはプレイするのにコストがかかります。コスト分の同色カードを捨てる必要があるため、ある程度、同じ色のカードで固めていく必要があります。
また、サプライからの獲得もコストはかからず、好きな1枚を取ることができます。
カードのほとんどはしっかりしたテキスト効果がついているため、初回は読み込むための時間がかかります。サプライ全体に目を通そうとするとなかなかの時間が必要です。(サプライには12種類のカードが並びます)
ルールや効果などを見ると、カードゲームが好きな人が考えたんだろうなというこだわりを感じるのですが、やってみると直感的に分かりづらいです。
実際に2人で遊んでみたのですが、淡々とゲームが進み、特に盛り上がることもなく終わってしまいました。
ある程度慣れるまで回数をこなせば、もっと面白くなるのかもしれませんが、正直初回だけではそこまでの魅力を見いだせませんでした。
タイトル | WORLR REVIVER |
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発行年 | 2019年 |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
デザイナー | 閃光成人 |
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