2020年に遊んだトリックテイキングゲームをまとめて、その中から印象に残ったものをピックアップします。
2020年ピックアップ作品
ザ・クルー
エッセンシュピール2019年のスカウトアクションで一躍有名になった協力型トリックテイキングです。
50の課題があり、協力してクリアしていきます。
ゲーム中、カードについて話すことは禁止されていますが、各ラウンドで1回だけ無線チップを使って情報を知らせることができます。
トリックテイキングの仕組みを学ぶのにもちょうどいいため、同じくらいの経験値のプレイヤー同士で遊ぶのがオススメです。
トリックテイキング初心者でも十分に楽しめます。

マシュマロテスト
ライナー・クニツィアのブードゥー・プリンスのリメイクにあたる2~5人用のトリックテイキングです。
ブードゥー・プリンスにあった特殊効果がなくなり、よりシンプルに仕上がっています。4トリック獲得した場合、他のプレイヤーの獲得したトリック数の合計分だけ得点が入ります。ただし、最後まで残ってしまうと0点です。
新しいトリックテイキングは、どうしてもルールが複雑になってしまいがちですが、とてもシンプルな仕上がりになっています。山札が残るためカウンティングなどもできず、トリックテイキングの導入としてもオススメです。

マシュマロテスト。ブードゥープリンスのリメイク。特集効果がなくなって、さらに分かりやすくなった。こっちの方が好きかも。あとマシュマロが柔らかい。 pic.twitter.com/80au8WFFbd
— ゴクラクテン (@gokurakuten) October 14, 2020
乗り間違い
3~4人用のマストフォローのトリックテイキングです。
トリックを始める前に1枚ずつを裏向きで出します。規定ラウンドごとにカードが1枚ずつめくられていき、その合計値によってプラスラウンドなのかマイナスラウンドなのかが決まります。
プラスラウンドならば獲得トリック数が多い順、マイナスラウンドならば獲得トリック数が少ない順に得点がもらえます。
これだけでも特徴的なのですが、残り手札が4枚になったときに、もっとも不利なプレイヤーが切り札を変えることで逆転のチャンスがえられるのも面白いです。

キャットインザボックス(Cat in the box)
3~4人用のマストフォローのトリックテイキングです。
最大の特徴は、カードにスートが記されていないことです。カードをプレイする際に、スートを宣言することで、そのカードが何なのか決定します。
4スートに対して、各数字は5枚ずつあるため、場合によっては手札からカードが出せなくなってしまいます。そうしてパラドックスを起こしてしまうと、ビッドの分のボーナスがもらえず、獲得したトリックもマイナス点になってしまいます。
トリックテイキングでありながら、ボーナス点には陣取りの要素もあり、さまざまな工夫が凝らされたゲームです。

セブンセグメントトリックス
3~4人用のマストフォローのトリックテイキングです。
数字がデジタル表記になっており、セグメントを乗せることで数字を変えることができます。セグメントは自分のビッドにもなるため、いかに途中で上手く使っていくかもポイントです。
一般的なトリックテイキングでは同じカードはないのですが、このゲームでは何枚も出てくる可能性があるため、カウンティングもしづらくなっています。

2020年に遊んだトリックテイキング一覧
トランプ
- ゴールドマイン
- たぬき
- Trick of the dead
- 替え玉トリック
- コルポ
- ミニモ
- 座敷わらし
- トランプクルー
- ネイブ
- スーパートランプ
- ドッペルコップ
- ザ・トリテ
オリジナル
- ナイスダーツ
- dois
- luz
- 呪術トリック
- DATTO!
- ダブルヘッドキッズ
- エレノア
- アメリカンブックショップ
- ノコスダイス
- ザ・クルー
- トリックオブトリップ
- 森の中のキツネ デュエット
- モンスカート
- 葉隠
- マシュマロテスト
- BON
- PANDA!
- キャットインザボックス
- セブンセグメントトリックス
- 悪魔でお仕事
- ヤギの愛
- レッドドラゴン
- 乗り間違い
- タイムチェイス
- 辛いだけでいいのか?
- ニャー
- ハリウッドセンセーション
