セブンセグメントトリックスはカードの数字を変えることができる3~4人用のトリックテイキングゲームです。数字がデジタル表記になっているため、チップを上に置くことでプレイ中に書き換えることができます。
セブンセグメントトリックスについて
カードは4スート、0~8の36枚です。他にセグメントチップがあります。
4人で遊ぶ場合、カードを配りきり、各プレイヤーにセグメントチップを6本ずつ配ります。
切り札はピンク固定で、マストフォローのトリックテイキングです。最大の特徴はカードをプレイする際にセグメントチップを乗せて数字を変えることができる点です。
たとえば、3に2つ置いて8にしたり、1つ置いて9にしたりといったことが可能です。6はひっくり返して9にすることもできます。
トリックを獲得した人が次のリードを行い、これをすべての手札がなくなるまで繰り返します。
得点計算とゲームの終了
手元に残ったセグメントチップの数がビッドになります。
ビッドが外れている場合、得点はありません。
ビッドが当たっている場合、(獲得したトリック×1点+ビッド数+獲得したセグメントチップ×1点)が入ります。
セグメントチップを使い切り、0トリックを達成したら10点です。
スタートプレイヤーを時計回りに交代し、人数分ラウンド行ったらゲーム終了です。
合計得点がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
あと何が残ってる?
数字が変わる、かなり変わったトリックテイキングです。セグメントチップはビッドも兼ねているため、いかにして残すか、どう使うかが重要になってきます。
今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで40分ほどでした。
残ったセグメントチップがビッドになるため、プレイ中に調整することが可能です。
ただ、終盤になると「これを使えば勝てる。が、ビッドがずれる」といった絶妙なシーンが訪れるため、とても悩ましいです。
ビッド調整のために、わざと数字を減らすというのも、このゲームならではの感覚です。
4人で4ラウンド行い、26対24対24対22となかなかの接戦でした。
ポイントになるのは唯一変更ができない「8」の存在です。
これをどう上手く使いこなすかが勝敗の鍵になっている感じがしました。基本的には最高ランクなのですが、「9」が出る可能性があるため勝ちきれないのがもどかしいです。
一般的なトリックテイキングだと「まだあの数字出てないよな」というのが何となく把握できますが、このゲームの場合、選択肢が多いため、どれが出てくるのかまったくわらかなくなってしまうのが面白いですね。