ボードゲーム

[ボードゲーム] キャリコ(CALICO)紹介

calico
[PR]記事内に商品プロモーションを含む場合があります

CALICO(カリコ、キャリコ)は、キルトボードにさまざまな柄のパッチタイルを置いていく1~4人用のゲームです。配置方法にいくつかの目標が設定されており、条件を満たすことでネコトークンを獲得したり、ボタントークンを獲得したりします。

CALICO(カリコ、キャリコ)について

ボードゲームのカリコ

各プレイヤーはキルトボードを受け取ります。ボードはすべてデザインが異なり、枠にあるタイルの配置が違います。また、今回使用する設計目標タイルを配り、各自ボードに配置します。

今回使用するネコ得点タイルを選び、その下に白黒のパッチタイルを2枚ずつ置いていきます。サプライとしてボタントークンを置いておきます。

六角形のパッチタイルは6色あり、それぞれに対して6つの柄がついています。同じデザインのタイルが3つずつあるため、6色×6種類×3で全部で108枚あります。すべてを付属の布袋に入れ、そこから3枚を取り出し、場に並べます。

各プレイヤーは布袋からパッチタイルを2枚ずつ引きます。これが初期手札です。

手番ですることは、手札のうち1枚をキルトボードに配置し、場にある3枚から1枚を手札に加えて、場が3枚になるように補充するだけです。

これを時計回りに繰り返して、全員のボードがすべてタイルで埋まればゲーム終了です。

得点方法

ボタントークン

タイルを配置していき、同じ色のタイルが3枚以上連続すると、その色のボタントークンが獲得できます。ボタントークンには3点の価値があります。

得点化したグループにはボタントークンを置いておきます。そこからはもうボタントークンによる得点化はできません。(他の方法による得点化は可能です)

6色のボタントークンを集めると虹色ボタン(3点)がもらえます。

ネコトークン

ネコ得点タイルの条件を満たすとネコトークンがもらえます。条件はタイルごとに異なり、難易度によって3点・5点・7点のネコトークンが獲得できます。

ボタントークンと同様に、得点化したグループにはネコトークンを置いておきます。

設計目標タイル

ゲーム開始時にキルトボードに置く設計目標タイルには、その周囲にどういったタイルが置かれれば得点になるかが書かれています。

たとえば「AAA-BBB 8点/13点」と書かれていれば、その周囲6マスに2つの色(柄)のタイルだけが置かれれば条件達成です。どちらか片方ならば8点、色と柄の両方を満たしていれば13点が入ります。

ゲームの終了

タイルがすべて置かれたら、最終得点計算を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。

同点の場合、ネコトークンが多いプレイヤーの勝利です。

ネコが集まってくるタイル配置ゲーム

ボードゲームのキャリコ

ネコ好きにはたまらないゲームです。ネコ得点タイルは6枚両面仕様になっており、全部で12匹のネコが登場します。さらにすべてに名前がついており、どういったネコなのかという詳細な情報までついているこだわりようです。

今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで40分ほどでした。

手番ですることは、手札2枚のうち1枚を配置、それから補充の繰り返しなので、とてもシンプルです。特殊効果などもなく、とにかく順番にタイルを1枚ずつ置いていくことになります。

ただ、この配置がとても悩ましいです。

各タイルは色と模様の2つの要素を持っているため、その両方を考えつつ、配置していかなければなりません。そのため、「ここにおけば色はそろうんだけど、模様がそろわなくなってしまう」といった状態がよく起こります。

実際にやってみると、希望のタイルが引けるとは限らないため、ある程度妥協しながら置いていくことになります。

ゲーム終了時にはカラフルなタイルの上に、ネコトークンが点在するので、見栄えもいいですね。

ネコ好きな人、アズールのような配置ゲームが好きな人にオススメです。

タイトル Calico
発行年 2020年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 30~45分
デザイナー Kevin Russ
メカニクス別紹介
メカニクス別ボードゲーム紹介 Vol.01メカニクス(mechanics)とは、「方法」「仕組み」といった意味の英語です。ボードゲームにはさまざまなメカニクスがあり、代表的なもの...
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。