羊と花畑は1~4人用のタイル配置ゲームです。各自が目標カードを持ち、高得点が取れるように共通の場にタイルをつなげていきます。目標カードは各自3枚あるのですが、3人・4人の場合は隣の人と目標を1枚共有することになります。
羊と花畑について
タイルをよく混ぜて、中央に1枚、山の脇に3枚を表にして置きます。
各自に目標カードを配ります。2人で遊ぶ場合は表向きで1枚、裏向きで2枚です。3~4人で遊ぶ場合は自分の前に裏向きで1枚、隣の人との間に裏向きで1枚を持ちます。このため、自分だけが見える目標と、隣の人と共有する目標があります。
目標カードにはゲーム終了時に得点になるための条件が書かれています。
スタートプレイヤーから表向きの3枚のうち、1枚を選び、すでにあるタイルに隣接するように配置します。タイルには湖、都市、花畑、草原といった地形が描かれているため、矛盾ができるようには置くことができません。
タイルを補充し、時計回りに次の人が手番を行います。
これをすべてのタイルが置かれるまで繰り返します。
タイルを置ききったら、それぞれの目標カードの得点計算を行い、合計がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
小箱のタイル配置ゲーム
3枚のうち1枚を選んで配置するだけのシンプルなルールです。ちなみにタイルは37枚あり、すべてイラストが異なります。そのため、遊ぶ度にまったく違った地形ができあがるようになっています。
今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで30分弱でした。
隣の人と目標を共有するというのが変わっており、お互いに配置するタイルを見ながら「まあ、そうなりますよねぇ」などと意味深な言葉をかけあうことになります。
ルール自体はとてもシンプルなので、タイル配置ゲームが初めてでも問題なく遊べます。配置するタイルは公開情報なので、置き方が間違っている場合はすぐに指摘することが可能です。
各自目標が違うため、どんどん思わぬ地形ができあがっていくのが面白いです。心の中で「いや、もうそっちは伸ばさないでくれ」「え?もうそこふさいじゃうの?」と声が漏れます。
ちなみに1人用ルールだと、自分の目標3枚と敵の目標3枚を使用します。また、通常のルールと異なり、3枚から選ぶのではなく、山札から1枚をめくりそのまま配置します。これをタイルがなくなるまで行い、自分の得点から敵の得点を引いた数字が得点になります。
これはこれでパズルゲームっぽくて楽しそうですね。
タイトル | Sheep & Garden |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
デザイナー | Shun Taguchi, Aya Taguchi |