クリプティッドはマップ上のどこかにいる未確認動物を見つけ出す2~5人用のゲームです。お互いに1つずつ持っているヒントを手がかりに、どのマスに未確認動物がいるかを予想します。
クリプティッドについて
カードに従って地図タイルを組み合わせてマップを作成します。
さらに指定されたマスに建造物コマを配置します。
各プレイヤーはヒントが書かれた文献と2種類のコマを受け取ります。文献にはさまざまなヒントが書かれていますが、1回のゲームで使うのはその中の1つだけです。どこを参照するかはマップを作る際に使用したカードに書かれています。
ヒントは、
といった感じに書かれています。
ゲームの流れ
手番では質問か探索のどちらかを行います。
質問
マップ上のどこかにポーンを置きます。その後、誰かを指名してそこに未確認動物がいるかどうかを尋ねます。
質問された方は、自分の持っているヒントに照らし合わせて、いる可能性があるならばディスクを、いる可能性がないならばキューブを置きます。
キューブを置かれた場合、質問した方もいる可能性がないマスにキューブを置きます。
探索
マップ上のどこかにポーンを置きます。その後、探索を宣言します。
他プレイヤーは時計回りにディスクかキューブを置いていきます。キューブが置かれたら、そこで探索は終了です。質問のときと同様に探索したプレイヤーもいる可能性がないマスにキューブを置きます。
全員がディスクを置くとそこに未確認動物がいることになります。そのため、探索を行ったプレイヤーがゲームに勝利します。
シンプルな推理ゲーム
もともとは3~5人用でしたが、日本語版で2人用ルールが追加されました。
推理系のゲームはさまざまな情報をメモしていき、そこから答えを導き出すことが多いですが、クリプティッドでは盤面に情報がすべてあるため、メモの必要がありません。そのため、だいぶ遊びやすいです。
今回は3人で遊び、ルール説明から終了まで40分ほどでした。
英語版の時点で評判の高さは耳にしていましたが、確かにこれは遊びやすくて面白いですね。どんどんコマが置かれていくことで範囲が狭まっていくため、推理がしやすいです。
たった3文のヒントで1マスに定まるのが単純にすごいなと感心しました。
通常ゲームと上級ゲームがあり、バリエーションもかなり豊富なため、繰り返し遊ぶことができます。さらに公式サイトではマップが自動生成できるようなので、いくら遊んでも遊びきることはなさそうです。
コンポーネントもカラフルなので見た目にも楽しいです。どんどん推理を進めていき、見事正解したときの爽快感もなかなかです。
タイトル | Cryptid |
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発行年 | 2018年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30~50分 |
デザイナー | Hal Duncan, Ruth Veevers |