ボードゲーム

[ボードゲーム] Luz(ルイス)紹介

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Luz(ルイス)は自分の手札を見ることができない3~4人用のトリックテイキングゲームです。数字は分かりませんが、スートごとにカードの色が異なるため、どのスートを何枚持っているかは分かります。その状態で何トリック獲得できるかをビッドします。

Luz(ルイス)について

自分の手札は右隣の人が受け取ります。中身を確認して、スートごとに昇順、または降順に並べ替えます。これにより数字は分かりませんが、どちらのカードが大きいかは分かります。

何枚か使用しないカードがあるため、自分の手札が完全には分からないようになっています。使用しないカードをめくって切り札スートを決めます。

この状態で何トリック獲得できるかをビッドします。ビッドはその数ちょうどで行うか、それ+1の範囲まで成功とするかを選びます。もちろんちょうどの方が成功したときの得点が高いです。

ゲームは数字が見えないだけで、通常の切り札あり、マストフォローのトリックテイキングです。

トリックに勝った人が次のリードを行い、手札がなくなるまでこれを繰り返します。その後、ビッドが当たっていたかどうかを確認します。

全5ラウンド行い、もっとも合計得点が高いプレイヤーの勝利です。

手札が見えないトリックテイキング

トリテのルイス

手札が見えないトリックテイキングということでピココを思い浮かべる人が多いかもしれません。ピココが2018年なのに対して、ルイスは2014年なので、4年も前に国内で登場していたことになります。

手札が見えないという点は同じですが、やってみるとプレイ感はかなり違います。ピココは左隣のプレイヤーのカードを出すため、数字を見てカードを出しました。それに対してルイスでは中身を見ないままカードをプレイすることになります。ただ、他のプレイヤーの数字は分かっているため、何となくこの辺だろうという予測はつきます。

今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで50分ほどでした。

他プレイヤーのビッドの仕方から、何となく自分の手札が弱いのか、強いのかが分かります。また、スートごと数字順に並んでいるため、後半になるほど自分の手札がどうなっているか分かってきます。このだんだんと情報が明らかになってくる感じがなかなか独特です。

この日は勘が冴えて、全ラウンドで予想を的中させ、100対50対40対0で勝利しました。カードを出すとどうなるかをよく考えなければならないため、どちらかというとトリックテイキングに慣れた人向けのゲームかもしれません。

また、ゲームの性質上、カードスタンドはあった方がいいですね。手に持った状態だと遊びづらそうです。

タイトル Luz
発行年 2014年
プレイ人数 3~4人
プレイ時間 30~45分
デザイナー Taiki Shinzawa
[ボードゲーム] ピココ 紹介ピココは3~5人用のトリックテイキングゲームです。自分の手札が見えないのが特徴で、クジャクを模したカードホルダーがついています。各自が何...
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。