マジックメイズは1~8人用の協力ゲームです。各プレイヤーは別々のアクションタイルを担当して、ヒーローを制限時間内に脱出させます。プレイ中は会話禁止のため、相手の意思を読み取ることが重要です。
マジックメイズについて
![ボドゲのマジックメイズ](https://gokurakism.com/wp-content/uploads/2021/01/210102_2-680x383.jpg)
プレイするシナリオに応じてモールタイルを準備します。各プレイヤーは1枚ずつアクションタイルを受け取ります。アクションタイルには上下左右のいずれかとエスカレーターやワープなどのアクションが描かれています。
黄、緑、紫、橙の4色のヒーローコマをスタートタイルに置きます。ヒーローは全員の共有物で、協力して動かします。
ゲームの目的はそれぞれの武器を入手して、制限時間内に脱出することです。コマを移動させていくことで、新たなモールタイルがめくられ、その中に武器や出口が登場します。
このゲームは手番がなく、全員が同時進行でアクションを行います。
たとえば、「左」のアクションタイルを持っている場合、コマを左に動かすことができます。うっかり間違って進めすぎたとしても右に動かすことはできません。右に動かすことができるのは、あくまでも「右」のアクションタイルを持っているプレイヤーです。
プレイ開始と同時に砂時計がひっくり返されます。この砂が落ちきるとゲームオーバーです。
ただし、モールタイルにある砂時計のマスにコマを置くと、砂時計を再びひっくり返すことができます。また、このときに誰かが次のアクションするまで会話ができるようになります。
プレイ中は、会話や指さし、ジェスチャーなどは禁止されています。相手に注意を向けたいときは赤いポーンを使います。その人にアクションして欲しいときは赤いポーンを置くことで「気づいて!」と注意を促すことができます。
こうしてすべてのコマをそれぞれの武器のマスまで移動させ、そこから出口まで脱出させればゲームクリアです。
砂時計の砂が落ちきってしまうと失敗です。
え?どれどれ??
![ボードゲームのマジックメイズ](https://gokurakism.com/wp-content/uploads/2021/01/210102_3-680x383.jpg)
リアルタイムで行うコミュニケーション禁止の協力ゲームです。
赤いポーンを置かれると、かなり焦ります。
シナリオによって使用するモールタイルが増え、新たな要素が加わるため、どんどん難しくなっていきます。
今回は5人で序盤のシナリオをいくつかやってみました。コマ4つすべてに注意を払わなければならず、なかなか難しいです。また、プレイヤーによって意図が違うと、赤いポーンを置かれてもすぐには理解できません。
たとえば、自分が武器に向けてコマを動かしているときに、他のプレイヤーが砂時計に行って欲しいという意図で赤いポーンを置いてくると「え??」となってしまいます。その間にもどんどん砂時計の砂が落ちているため、軽いパニックに陥ってしまいます。
これは向き不向きがかなりありそうですね。
失敗したときは「この人がこれを動かさなかったのが悪い」というのもはっきり分かるため、気心が知れた仲間同士で遊ぶのがオススメです。
タイトル | Magic Maze |
---|---|
発行年 | 2017年 |
プレイ人数 | 1~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | Kasper Lapp |
BGGリンク | Magic Maze | BGG |
![協力型ボードゲーム](https://gokurakism.com/wp-content/uploads/2020/04/200416-320x180.jpg)