毎年この時期になると年賀状を書く人も多いだろうと思います。
もう投函している人も多いかもしれませんね。
例年ぎりぎりまでやらないので、今年は早めに準備しようと考えています。
人によっては、もう年賀状を書かなくなったという人もいるかもしれません。
メールや電話などで済ませる人も多いのではないでしょうか。
年が変わる瞬間にメールを出す意味
大晦日から元日の午前0時前後から約30分間は、「おめでとうコール」や「おめでとうメール」が集中し、ケータイ・スマホがつながりにくくなると予想されます。
また、メールについては約2時間にわたり、配信遅延が発生する可能性がございます。
携帯電話・PHS各社としては、できるだけ多くの「おめでとう」を届けてまいりますが、やむをえずお客様のケータイ・スマホのご利用を一時的に制限させていただく場合がございます。大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご協力のほどよろしくお願いいたします。(電気通信事業通信協会)
近年このようなお願いや注意をよく目にするようになりました。
しかし、恐らく年が変わる瞬間にメールを出す人はまだまだ多いと思います。
リアルタイムで送信する人もいれば、早い段階で送信予約している人もいるでしょう。
果たして、そこまでして年が変わる瞬間に「あけおめメール」を出す意味があるのでしょうか。
もちろん年始の挨拶というのは礼儀としても大切なものです。
何も挨拶をしないというのは礼を失するかもしれません。
こんなことを言うとアナクロだと思われるかもしれませんが、そもそもメールによる挨拶がそこまで丁寧なものかどうかは疑問が残るところです。
ある程度お世話になった人、あるいは目上の人にはメールよりも年賀状で挨拶をするのが筋ではないでしょうか。
または実際に会いに行くのがいいでしょう。
遅延によって起こりうること
年が明ける瞬間、すべてのメールが年始の挨拶をしているわけではありません。
電話もまた同様です。
もしかすると、緊急の用件であることも十分に考えられるでしょう。
そんなときに電話がつながらなかったらどうでしょう。
1日は24時間あるわけですし、元旦もそれは同様です。
別に日中に挨拶のメールを送っても問題ないはずです。
これは人によって捉え方が異なるかもしれませんが、もし0時ちょうどに自分にメールが来たならば、「いやいや、そこまでしなくても」と感じます。
もちろんメール自体はうれしいです。
しかし、そこまできっちり年が変わる瞬間に送らなくてもいいだろうというのが正直なところです。
午後になってから年始のメールが来て、
「こんな時間に挨拶をよこしやがって、無礼なやつめ!」
と思う人は、どのくらいいるのでしょう。
少なくてもわたしだったら、「混む時間を避ける気遣いのある人だ」と思いますけど。
それでも変わる瞬間にメールしたい
そうはいっても、恐らく来年も年が変わる瞬間にメールをする人は多数いるのでしょう。
そして、「今年も年が変わる瞬間にメールできた」と満足にふけるのでしょう。
その挨拶は相手のためか、自分のためか。
いったいどちらなのでしょうね。