[ボードゲーム] トーキョー災都心 紹介
「トーキョー災都心」は1~4人用の協力型デッキ構築ゲームですです。シナリオに沿ってゲームを進めていき、条件を満たすことでゲームをクリアします。
突如発生したリング状の超常現象によって封鎖された「トーキョー」を舞台に、怪異やギャング、立てこもり事件など、さまざまなトラブルを解決しながらクリアを目指します。
トーキョー災都心について
エリアマットの5つのエリアに、それぞれカードを準備します。どのカードを使用するかはシナリオによって異なります。
ゲームには以下のカードが登場します。
| 武器カード | プレイヤーが使用する武器。レアリティや効果、装備するために必要な目標値などが書かれている。 |
|---|---|
| アイテムカード | 購入するためのコストや使用したときの効果が書かれている。 |
| フォロワーカード | 仲間となるキャラクターだが、使い方はアイテムと同じような感じ。 |
| サイトカード | 特別なエリアである「サイト」に侵入したときに使われるカード。 |
| アーティファクトカード | さまざまな効果を持つが、一度装備すると基本的には外せなくなる。 |
| トラブルカード | 敵やイベントなどが書かれている。敵の場合はHPや攻撃力などが記載。 |
| シナリオカード | シナリオごとのストーリーやゲームを展開させる指示が書かれている。 |
| シナリオMOD | シナリオによって使用する追加のカード。 |
ほかにキャラクターごとの初期デッキとなる「スターターカード」があります。
ラウンドの流れ
ゲームは勝利するか敗北するかまでラウンドを繰り返します。各ラウンドは以下の流れで行われます。
- トラブルカードの公開・遭遇カードのドロー・敗北条件チェック
- PCアクションフェイズ開始処理
- 手札の調整・山札の再構築
- PCのアクション
- PCアクションフェイズ終了処理
- マーケットスロットの補充
1.トラブルカードの公開・遭遇カードのドロー・敗北条件チェック
ラウンドの初めに、プレイヤーは山札からトラブルカードを1枚ずつ引いて後悔します。公開したカードは、プレイヤーがいるエリアのマーケットスロットに配置します。
そのエリアに配置できるスロットがない場合には、隣接するエリアに配置します。
このときカードが置けるスロットが残っていない場合、プレイヤー全員の敗北となります。
2.PCアクションフェイズ開始処理
シナリオカードの【PC アクションフェイズ開始時】と書かれている効果を処理します。その後、同様にプレイヤーが装備しているカードの効果などを処理していきます。
3.手札の調整・山札の再構築
手札が残っている場合は、好きな枚数を捨て札にできます。もし手札が4枚を越えている場合は、超過分を捨てます。
その後、手札が4枚になるように山札から引きます。
山札が足りない場合には、捨て札の山をシャッフルせずにまとめて裏返し、新しい山札にします。
4.PC のアクション
このゲームでは手番順はないため、プレイヤー間で自由な順番でアクションができます。ただし、原則としてアクションの処理中に割り込んで別のアクションをすることはできません。
プレイヤーができるアクションは以下の通りです。
| カードのプレイ | 手札から「消費」のカードをプレイして、効果を実行します。 |
|---|---|
| カードの装備 | 手札から「装備」のカードを装備します。装備する際には行為判定を行う必要があります。 |
| 装備カードの使用 | 装備したカードに記された効果を実行します。 |
| 消耗トークンの返却 | 手札から1枚を捨て札にすることで、消耗トークンを1つ取り除きます。 |
| スキルの使用 | キャラクターの固有スキルを使用します。 |
| BOTカードの使用 | 3人以下でプレイする場合、プレイヤーが担当しないキャラクターはBOTとして簡易的に参加します。その際はBOTカードとして効果を発動させます。 |
| 移動 | キャラクターを隣接するエリアやサイトに移動させます。 |
| カードの購入 | 今いるエリアのマーケットスロットにある武器・アイテム・フォロワーを購入します。 |
| カードの解決 | 今いるエリアのトラブルやシナリオを解決します。解決は判定による解決とバトルによる解決があります。 |
| サイト探索 | キャラクターがサイトにいる場合は、探索が行えます。 |
| 手札交換 | 同じエリアにいるほかのキャラクターと手札の交換を行います。 |
5.PCアクションフェイズ終了処理
【PC アクションフェイズ終了時】と書かれている効果を処理します。
6.マーケットスロットの補充
各エリアのマーケットスロットのうち、カードが配置されていない空きスロットがあれば、そこに対応するカードを補充します。
ここまでを行ったならば、再びラウンドの最初に移行します。
ゲームの終了
トーキョー災都心は協力型のゲームのため、勝利する場合はプレイヤー全員の勝利、敗北する場合はプレイヤー全員の敗北となります。
勝利条件はシナリオによって異なり、シナリオを進めていくことで明らかになります。
敗北条件もシナリオに記載されているほか、ラウンドの初めに条件を満たしていれば、そこで敗北となります。
トーキョー災都心の特徴
トーキョー災都心の主な特徴をまとめました。
運要素がない判定
こうしたゲームの場合、ダイスの目によって判定することが多いですが、トーキョー災都心の場合は、指定された能力値と目標値を比べ、能力値が目標値以上であれば自動的に成功となります。
目標値に足りない場合は、値を加算する方法がいくつか用意されているため、見通しがつきやすいです。
ダイスを振らないため、いろいろ準備したものの、運が悪くて失敗といったことも起こりません。
BOTカードの存在
トーキョー災都心では、基本的に4人のキャラクターでゲームを行います。
そのため、3人以下で遊ぶ場合には、1人で複数のキャラクターを担当してもいいですし、BOTカードを使用することもできます。
BOTカードとは、そのキャラクターごとの固有能力が書かれているカードでプレイ中にアイテムなどと同じように使うことができます。そのキャラクターはゲーム中に操作する必要がないため、自分のキャラクターだけに集中することが可能です。
また、ソロで遊ぶ人のために「2PC 簡易管理バリアント」というルールも用意されています。
シナリオによる多彩な展開
トーキョー災都心にはチュートリアルも含めて8本のシナリオが入っています。
人捜しの依頼や秘密研究所の探索、VIPの護衛など、シナリオによって多彩な展開が楽しめます。また、シナリオをクリアすることで新しいカードが加わっていくのもうれしいポイントです。
怪異・ギャング・事件などさまざまなトラブルがあり「おやっ」と思うようなアイテム・キャラクターも登場するため、TRPGやアニメ、ラノベが好きな人ならば、きっと楽しめるはずです。
公式サイトではPNPの追加シナリオが用意されているため、ボリュームも十分にあります。
>>追加シナリオ SS01:「トーキョー・サイトシーイング」
またキャラクターイラスト部分を空白にしたボードも用意されているため、オリジナルキャラクターを作ることもできます。
遊んでみた感想
今回は2人で、まずは導入シナリオの「SC00:ようこそトーキョーへ!」を遊んでみました。
といってもこのシナリオは完全にチュートリアルで、めくられるカードや行うべきアクションもすべて決まっているため、どのようなゲームなのか実際に確認してみる感じです。
その次に「SC01:マンハント」をやってみました。
こちらは開発中の新薬を持ち逃げした研究者を追うというストーリーで、展開に従ってエリアを移動しつつ、研究者を追いかけていきます。
どうやればクリアなのかは最初はわからないため、だいたいこのような感じなのだろうと予想しながら進めていきました。
順調にデッキを強化し、トラブルを解決していき、ライフがギリギリのところでクリアできました。
カード枚数が多いため、めくり運はあるものの、しっかり準備していけば対処できることが多いため、そこまで理不尽さはありません。キャラクターごとの個性がはっきりしているため、それぞれ何をすべきかもわかりやすいです。
どんどんトラブルがたまっていき、置けなくなったら敗北というのもパンデミックのようでわかりやすかったです。
現在は「ボドゲーマ」「BOOTH」で購入可能なため、気になった方はぜひ遊んでみてください。

