[ボードゲーム] BREW CRAFTERS(ブリュークラフターズ) 紹介

161012

ブリュークラフターズは2~5人用のワーカープレイスメントのボードゲームです。プレイヤーは醸造所を整え、原材料を集めてビールを造り、地方ブリュワリーとして尊敬を集めることを目指します。

ブリュークラフターズについて

ゲームは4シーズン×3年の全部で12シーズン行われます。シーズンごとに行うアクションに違いはなく、冬終了時に経費の支払いがあります。

1シーズンは3つのフェイズに分かれています。

1.補充フェイズ

各市場のアクションスペースに資源を補充します。資源は麦、ホップ、イーストの基本原材料が3種類、香辛料、珈琲、果物の上級原材料が3種類の合計6種類があります。補充の仕方はアグリコラと同様に毎フェイズ決まった数が補充されるスペースと補充されずに数が固定されているスペースがあります。決まった数が補充されるスペースは累積していきます。

2.市場アクションフェイズ

市場アクションスペースに労働者であるミープルを配置していきます。ブリュークラフターズでは市場アクションフェイズのミープルは2個でゲーム中に増えません。一般的なワーカープレイスメント同様、誰かが選んだアクションスペースは以降選ぶことができません。

このフェイズでは原材料を集めたり、お金を集めたり、技術者を雇用したりします。

3.醸造フェイズ

醸造アクションを行います。ここでは他の人が行ったアクションも選べますし、同じアクションを2回選んでも構いません。醸造アクションに使用する醸造シフトは最初は1つですが、最大で3つまで増えます。

このフェイズではビールを醸造してボトル詰めして出荷したり、研究を行ったり、建物や設備を設置したりします。

春、夏、秋、冬と4シーズンが過ぎると経費の支払いです。このときにお金が足りない場合は借金となり、1枚目の借金はマイナス2点、2枚目以降は1枚マイナス3点となります。借金は返済の機会がないため、一度してしまうとマイナスが確定します。

これを3年行い、もっとも得点の高いプレイヤーの勝利となります。この手のゲームにはめずらしくお金と資源は得点になりません。ただし、お金はタイブレークの際に参照します。

オーソドックスなワーカープレイスメントと思いきや

今回は3人全員が初プレイでした。

まず面食らったのがセットアップです。

ビールのレシピカードは24枚あり、その中から9枚を使用します。それぞれに使うトークン(ビアバッチトークン)も24種類あるので、今回使うものを探さなければなりません。その上、上級レシピに用意されたゴールドラベルも21種類すべてデザインが違うのでそちらも探す必要があります。

各プレイヤーには個人醸造ボードと研究所ボードがあります。研究所ボードには4種類×4段階の効果があり、さらに両面仕様になっているため32種類の効果があります。

技術者カードは24種類あり、こちらもゲームでは9枚使用します。もちろんすべての効果が異なるので、今回使用するカードのテキストをすべて確認しなければなりません。

また、さらに市場アクションと醸造アクションもそれぞれ説明する必要があるので、ゲームを始めるまでに1時間ほどかかりました。

ゲーム自体はオーソドックスなワーカープレイスメントですが、展開がかなり多様です。レシピは9種類すべて異なり、技術者も9種類すべて異なり、研究所の効果もいろいろあり、建物も9種類ありと、まず何をすべきかで圧倒されます。

初回ということで、手探り状態でしたが、恐らく強いであろう研究者から雇用し、獲得できる原材料を増やすことにしました。そこからは早めにビールを醸造し、醸造シフトを増やします。最初は5金だった支払いがすぐに倍近くまで上がり、自転車操業のようになってきました。

ブリュークラフターズではお金は点数にならないので、最後の支払いまでぴったりの金額が集まれば十分です。そう思って設備をどんどん拡張していったのですが、結局最後は1金足りず借金をしてしまいました。

ビールの醸造がなかなか独特で、醸造⇒ボトル詰め⇒出荷の段階があるので、すぐにお金にはなりません。かといってアクションを行わないことにはいつまで経っても出荷できないので、上手いこと資源が集まっていなくてもビール醸造アクションをする必要があります。

資源も絶妙に足りないことがあり「あと1個○○があれば……」という状況が何度かありました。

ちょっと処理が複雑なところもありますが、ルール自体はそこまで難しいものではありません。ワーカープレイスメントを遊んだことがあるならば、問題なくプレイできると思います。

このゲームの魅力はリプレイ性に富むところで、使うカードの組み合わせが変わる上に、さらにオプションとして複合アクションも用意されています。基本アクションとはまったく異なるアクションが加わるので、さらに展開が豊かになりそうです。

適度な複雑さがあり、勝ち筋がいろいろ考えられるので、かなり好みのゲームでした。

とりあえず繰り返し遊びたいと思うので、どうやって資源を片付けておけば効率よくプレイできるのかをちょっと考えたいと思います。

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