アンドロイド:ネットランナーのハードルを高くしている1つが用語の多さです。ランナーとコーポで違う用語を使っているので、慣れないうちはどれがどれなのか混乱してしまいます。そのため、ゲーム中によくでてくる用語が何を指しているのかまとめます。
アンドロイド:ネットランナー用語
コーポ | 意味 | ランナー |
---|---|---|
HQ(ヘッドクォーター) | 手札 | グリップ |
R&D(リサーチ&デベロップ) | 山札 | スタック |
アーカイブ | 捨て札置き場 | ヒープ |
コーポのよく使う用語
中央サーバー コーポの場のことで、HQ、R&D、アーカイブの3つが中央サーバーにあたる。それぞれにラン可能。
遠隔サーバー ゲーム開始時はない。計画書や資材をインストールすることで遠隔サーバーができる。置ける数に制限はない。
レゾ 裏向き(非レゾ)状態のカードを表に向けること。通常はコストを支払ってレゾする。
デレゾ 表向き(レゾ)状態のカードを裏に向けること。
アドバンスする カードの上にアドバンストークンを置くこと。
ランナーのよく使う用語
リグ ランナーがカードを置いている場所。プログラム、ハードウェア、リソースの3列。
ラン コーポの中央サーバー、または遠隔サーバーに攻撃をしかけること。
アプローチ アイスに遭遇すること。この際に、コーポはそのアイスをレゾするかどうか決める。
エンカウント レゾ状態のアイスに接触すること。
アクセス すべてのアイスを通過した後、コーポのカードを見ること。
カードのトラッシュ アクセスしたカードにトラッシュコストが書かれていればそれを支払い表向きにアーカイブに置く。
サブルーチンのブレイク アイスのサブルーチンを無効化する。そのためには対応するアイスブレイカーと強度が必要。アイスはサブルーチンをブレイクされてもトラッシュされず、その場に残り続ける。
さらにこんな要素も
第2版の入門デッキには含まれていませんが、他にもさまざまな要素があります。
トレース コーポのカードの中にはトレースの解決を求めるものがある。トレース強度を比較して、成功・失敗に応じて、いろいろな効果がもたらされる。
タグ ゲーム中、ランナーにタグがつけられることがある。この場合、タグトークンを置き、それが乗っている限りコーポから干渉される恐れがある。
悪名 ゲーム中、コーポに悪名がつけられることがある。この数に応じてランナーはランの際に、このラン中のみで使えるクレジットが与えられる。
ダメージ ゲーム中、ランナーがダメージを受けることがある。ダメージは、ネットダメージ、ミートダメージ、ブレインダメージの3種類。ダメージを受けた場合、ランナーはグリップからカードをトラッシュする。もし必要枚数がない場合、コーポがゲームに勝利する。ブレインダメージを受けた場合はブレインダメージトークンを受け取り、その数だけ手札上限が減る。
まだまだたくさんの用語が
ゲーム中によく使う主な用語について説明しました。また、入門デッキには含まれていない要素についても触れています。
次回は、実際にどのようにゲームが展開するのか説明していく予定です。