とうとう日本語版が発売され、入手したという人も増えていると思います。
そこで今回は、これから初めて遊ぶという人に向けて、間違えやすいポイントなどを記載しておきます。
家畜の扱いについて
アルルの丘では、馬、羊、牛の3種類の家畜が出てきます。
得点計算時に数えるのは、もっとも数が少ないものと、次に数が少ないものです。
つまり、もっとも多い家畜は点数になりません。
たとえば、馬3頭、羊3頭、牛4頭の場合、3頭×2点、3頭×1点、4頭×0点で、9点となります。
家畜は堤防の上に1頭、空いている土地スペースに2頭(同種のもの)を置くことができます。
ただし、冬に繁殖するのは小屋などの建物の中にいるものだけです。空いている土地スペースの家畜は繁殖しないので注意しましょう。また、繁殖は建物ごとに行われます。
運搬車について
アルルの丘では、フリーアクションとして運搬車に荷積みができます。
運搬車の役割は主に2つあります。
a.旅の目的地タイルを置く
b.加工したい資材タイルを置く
資材タイルは労働フェイズ終了時に取り除かれます。そのため、置いてすぐに裏返したものを使える訳ではありません。
旅の目的地タイルも取り除くのは労働フェイズ終了時ですが、コストはタイルを置くときに支払い、食料は即座に得られます。資材と違い、食料はすぐに手に入るので間違えやすいです。
また、旅の目的地には複数のアイコンが描かれています。
荷車に積む際は、それぞれ1回ずつ効果を得ることができます。どれか1つという訳ではないので注意しましょう。
労務者について
労務者は、すでに使われているアクションをコストを支払うことで行うことができます。
このとき、模倣できるアクションは同じ季節のものだけです。季節が違うアクションは模倣できません。
同じ季節ならば、自分が行ったアクションも模倣できます。
アルルの丘の注意点について
基本的には交互にワーカーを置いていくゲームなので、そこまでルールは難しくないのですが、ワーカーを置く以外のアクションがいくつかあり、その辺が最初は分かりづらいです。わたしも何度か遊んでから間違いに気づきました。
広い場所が必要で、長時間かかり、2人用ということで、何かとハードルが高いですが、それさえクリアできれば、とてもおすすめのゲームです。個人的には2人用のベストゲームという気もしています。
とりあえずパッと思いつく点は記載しましたが、また間違えやすいところがあれば追記していきたいと思います。