Rollway Station(ロールウェイステーション)は18××シリーズの影響を受けた1人用の紙ペンゲームです。ルールやスコアシートは無料で公開されているため、ダウンロードして遊ぶことができます。その他に、ペンとダイス(8個)が必要です。
Rollway Station(ロールウェイステーション)について
ゲームは全15手番です。各手番ではダイスを5個振り、2個を株式、2個を線路敷設、1個を列車オークションに割り当てます。4・7・10・15手番の後に運行ラウンドがあり、つながっているルートによって得点が入ります。
スコアシートの説明
株式
ダイス2個を使って株式を取得します。
Square Rail(スクエアレイル)
ダイス2個の差分の数字を小さい順になるように書いていきます。
たとえば、5と5を選べば「0」、3と4を選べば「1」です。
The Circle Line(ザ・サークルライン)
2個ゾロ目の場合に書き込みます。同じダイス目は書けませんが、好きな順番に書き込んでいって構いません。
Pentagonal Express(ペンタゴナルエクスプレス)
2個の足した目が7だと書き込めます。ここだけは数字ではなく、チェックを入れます。
ペナルティ
割り当てたダイスで株が取得できない場合、どれか好きな1つの株に線を引いて消します。この株はもう取れなくなります。
列車のオークション
列車のオークションを行います。
選んだダイスにより、会社の頭文字を書き込みます。
列の中で、もっとも多く埋めている会社がその列車を所有します。同数の場合は、より後に書いた方が所有します。
また、このエリアで残り何手番あるかが確認できます。
線路の敷設とエンジニア
右上にあるルールに従って線路を書き込みます。
ダイス1個は線路の形を、もう1個は置けるマスを意味します。
たとえば、5+と書かれたマスに真っ直ぐの線路を引きたい場合は、5か6の目と1か2の目が必要です。また、線路は既存のものにつながるように引かなければなりません。
すでにある線路をアップグレードする場合は、そのマスのダイス目が必要です。
エンジニア
各手番に1回、線路を敷く際にエンジニアを使うことができます。
エンジニアは3種類で、上から「3つのダイスを振り、そのうち2つを使って線路を敷く」「書かれている種類の線路を敷く」「ダイスの目に+1、ダイスの目に-1、1つを+1してもう1つを-1」があります。
使用したらチェックしておき、ゲーム終了時に書かれた数字だけマイナスになります。
運行ラウンド
4・7・10・15手番終了時に運行ラウンドがあります。
各会社は所有している列車の数値を合計します。それを使い、より多くの駅やアイコンが通れるようなルートを考えます。(1つ何点かは地図を参照)
ルートは最低1つの駅を通る必要があり、同じアイコンを2回数えることはできません。より高得点になるように低い得点のアイコンをスルーすることができます。ヘックスの数は得点や列車の数字に関係しません。
(ルートで獲得できた数値)×(株式)が得点です。
ゲームの終了
15手番を行い、4回目の運行ラウンドが終わるとゲーム終了です。
得点に応じて以下のような評価が下されます。
0~150 | Cancelled due to strike action ストライキのため、キャンセル |
---|---|
151~200 | Delayed due to leaves on the line 線路上の葉っぱで遅れが生じた |
201~250 | Standing room only 立ち席のみ |
251~380 | Table Seat テーブル席 |
381~450 | First Class ファーストクラス |
451~ | Private Carriage プライベート車両 |
紙ペンの18シリーズ
無料でダウンロードして遊べるため、さっそくやってみました。
1回やってみて308点でした。
後半になるほど、株式の取得が厳しくなりますね。上2つの会社は必ず違う組み合わせになるよう必要があり、終盤はほとんど選択肢がなくなります。今回は1度だけ取得ができませんでした。
ルートも線路をつなげていくことで「あれ?こっちからつながんないじゃん」となって、なかなか苦戦しました。後になってみると、こっちの会社じゃなくて、こっちに列車取らせた方が得点が上がってたなぁという発見もありました。
どのようにダイスを割り振っていくかが重要なゲームです。
各自がシートを持ち、同じダイス目を使って書き込んでいく、マルチプレイヤールールも用意されています。