ドラゴンダイスは6色のドラゴンが描かれたダイスを振って、ドラゴンタイルを獲得していく2~6人用のゲームです。同じ色のドラゴンタイル、背景が同じドラゴンタイルを集めて高得点を目指します。
ドラゴンダイスについて
各プレイヤーはドラゴンを一時的に置いておくためのドラゴンの巣タイルを受け取ります。ドラゴンの巣タイルは正方形で、四辺に2、3、4、5が割り振られています。
ドラゴンタイルは6種類×6地形で合計36枚あります。
ドラゴンタイルの山札から3枚を表にして場に並べます。
手番では6個のドラゴンダイスを振ります。その中で場にあるドラゴンと同じ色のダイス1つ以上を確保し、残りを振り直すことができます。これを振るダイスがなくなったり、狙える色がなくなるまで繰り返します。
すべての目が決まったらドラゴンを捕まえます。ドラゴンを捕まえるためには最低2個以上の同じ色のダイスが必要です。そのとき使用したダイスの数に応じた辺にドラゴンタイルを置きます。タイルはダイスの目さえそろっていれば一手番で何枚でも取れます。
このとき、中央だけでなく、他のプレイヤーのドラゴンの巣からもタイルを取ることができます。ただし、その場合は辺の数字+1以上のダイスが必要になります。たとえば、目標のタイルが4の辺にある場合、5個以上の同じ目のダイスが必要です。
これによってタイルを奪われたプレイヤーはドラゴンの卵トークンが受け取れます。ドラゴンの卵はダイスを確保するときに使うと、そのダイスが2個ある扱いになります。
もし同じ目が6個になると、ドラゴンの巣からタイルを1枚確保して、もう一手番行うことができます。
再び自分の番が回ってくると、ドラゴンの巣からタイルを確保できます。タイルから離して、任意の列に並べます。このとき一度配置したタイルは変更不可です。ドラゴンの色か背景が一致していることが得点の条件のため、どちらにそのタイルを使うかを決めます。
これを繰り返し、すべてのドラゴンタイルが確保されるとゲーム終了です。
確保した列の枚数の2乗が得点です。つまり、同じ色のドラゴンが5枚あると25点です。このように得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
あのタイル取った方がよくない?
ダイスを確保してタイルを獲得という流れなので、ヘックメックにプレイ感が似ています。ただし、ドラゴンダイスは一巡するとタイルが取られなくなるため、そこまでゲームが伸びないようになっています。
余計なコストを支払って他のプレイヤーを止めにいくか、通常コストで確実にタイルを獲得するかで性格が表れそうです。
誰がどのタイルを狙っているのか確認しつつ、他のプレイヤーがいらなそうなタイルを取っていくのがポイントです。
4人で遊びましたが、プレイ時間は30分ほどと、だいぶ軽いです。タイルが取られてもドラゴンの卵という補償があるので、あまりギスギスしないのがいいですね。