ETHNOS(エスノス)は2~6人用の陣取りゲームです。テキスト効果があるカードをプレイしながらコマを配置して、エリアごとのマジョリティを競います。ゲームでは12種類あるうちの6種類を使用するので、ゲームの度に違った展開になります。
ETHNOS(エスノス)について
ゲームボードは6つの地域(6色)に分かれており、カードもそれぞれ同じ6色がついています。(全種族それぞれが6色に分かれています)
手番ではカードを引くか、プレイするかのどちらかを選びます。
カードをプレイすると、その色の地域にコマが置かれます。
ただし、コマを置くためには条件があります。
同エリアに2つ目のコマを置こうと思ったら、2枚以上のカードを同時に出さなければなりません。3つ目なら同様に3枚以上です。カードは同じ色か、同じ種族ならば同時に何枚でも出せます。カードをプレイした際、1番上のカード(リーダー)のテキスト効果が発動します。
そのため、序盤はカード1枚でどんどんコマが配置できるのですが、後半はなかなか置けなくなってきます
山札にはドラゴンのカードが3枚入っており、それが3枚ともでるとラウンド終了です。
ラウンドが終了したら、それぞれのエリアについて得点計算を行います。また、プレイしたカードの枚数によっても得点が入ります。
これを全3ラウンド行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
遊ぶ度に違う展開に
12種族中6種族しか使わないため、組み合わせによってだいぶやり方が変わってきそうです。また、エリアの得点もトークンによってランダムに決まるので毎回狙い所が変わってきます。
テキスト効果はそこまで複雑なものはなく、なおかつ6種類しか使用しないため、「全効果分かってからが勝負」といった感じではありません。
やってみた感じ、カード同士のコンボ的なつながりもほとんどないため、テキスト効果が多いのが苦手な人でも大丈夫そうです。
今回は4人で遊んでみました。
使用したのはトロール、スケルトン、オーク、ウィザード、マーフォーク、エルフです。
スケルトンはリーダーとして選べないので、序盤はみんな使いたがらないのですが、後半は重宝しました。終盤は、エリアによって5枚出し、6枚出しが必要になってくるので、かなり便利です。
全員が初プレイでルール説明からゲーム終了まで1時間ほどでした。
それほど時間もかからず、やること自体も引くか出すかのどちらかなので分かりやすいです。組み合わせによって展開が変わるのでリプレイ性も高いですね。
陣取り(エリアマジョリティ)が好きな人にオススメのゲームです。