今までに遊んだゲームの中で4時間以上かかったものをいくつか紹介します。ルール説明込みのものもあれば、プレイ時間だけで4時間以上かかっているゲームもあります。
18シリーズ

ポセイドン
4人戦、ルール説明込みで1プレイ、4時間。
線路も鉄道もないめずらしい18シリーズ。
古代ギリシャが舞台になっており、商業権を獲得したり、国家に投資したりして、もっとも繁栄することを目指す。
終了までのラウンド数が決まっているため、他の18シリーズと比べると見通しが立てやすい。

18リリパット
4人戦、ルール説明に小1時間、プレイに4時間で合計5時間。
18シリーズのカード版。ゲームボードがなく、正方形のカードをつなげていくことでマップを広げていく。
線路タイルの購入、株の売買、列車の購入といった基本の流れを抑えているため、18シリーズの入門としてもよさそう。
ルールが他のシリーズに比べると分かりやすく、脱落するようなこともない。

1846
4人戦、ルール説明に1時間、プレイに5時間半で合計6時間半。
18シリーズの中では遊びやすく、時間もかからないと言われている。
タイルを配置して線路を運行し、株の売買を行い、お金を稼ぐのが目的なのだが、細かい処理やどのルートが高額かなどを考え出すと時間がかかる。

1830
4人戦、準備に1時間弱、ルール説明に1時間半、プレイに7時間、合計で9時間半。
1846をプレイしたメンバーで臨んだものの、思いの外、時間がかかってしまった。
基本的なルールはそこまで難しくないのだが、とにかく時間はかかる。また、運要素がないので実力差が如実に出る。

シティ・オブ・ザ・ビッグ・ショルダーズ

3人戦、準備とルール説明に2時間、プレイに3時間で合計5時間。
株式の取り扱いが18シリーズっぽいが、やることはかなり違う。メインのメカニクスはワーカープレイスメント。
工場を稼働させるために資源を購入し、それで得た資金を元に拡大再生産していく。
18シリーズとの決定的な違いは運要素。
こちらはめくり運があるため、それで好みが大きく分かれそう。

三國得志
3人戦、準備とルール説明に1時間、プレイに4時間の合計5時間。
三国志をテーマにした3人専用ゲーム。
魏呉蜀のいずれかを担当して、武将カードをプレイしたり、内政をしたり、戦争をしたりして4つある終了条件のいずれかを目指す。
約70人もの効果が違う武将が登場するため、三国志好きならばそれだけでもたまらないはず。
メカニクスはワーカープレイスメントで、置いた武将の合計値の高い方がアクションを行う競り的な面もある。

祈り、働け
3人戦、ルール説明込みで4時間半。
国内でも人気のあるデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクの作品。個人ボードがあるワーカープレイスメントなのだが、人のワーカーをその人のボードに配置できるのが特徴。
3つあるワーカーはラウンド開始時にすべて配置されていないと戻ってこないため、人に置かれることにもメリットがある。
フランスとアイルランドの2種類のゲームがあり、使用するカードやトークンが少し違う。

ドッペルコップ
4人戦、4時間半。
4人用のトランプゲーム。
何度も遊んでいるが、24ディールやるとだいたい4時間以上かかる。
伝統的なトリックテイキングゲームで、味方が誰なのかがプレイ中に判明する。基本は2対2、場合によっては1対3で戦う。
ゲームごとにカードの強さが変わるので、かなりややこしいのだが、遊ぶほどに面白くなる。

アーグラ
4人戦、準備とルール説明に1時間半、プレイに3時間半の合計5時間。
メカニクスはワーカープレイスメント。
ルールがかなりややこしく、考えるべきことも多い。その上、ボードが見づらいという面もあり、初回はかなり面食らう。
後日3人でやってみたら2時間半ほどで終わった。

国富論(ウェルスオブネイションズ)

5人戦、ルール説明込みで5時間。
運要素なしの交渉ゲーム。
各国の元首として、5種類の資源とお金を上手く使いながら、国家の繁栄を目指す。
いくらでも借金ができるので、その手のゲームが好きな人ならば間違いなし。

スルー・ジ・エイジズ
3人戦、ルール説明に1時間、プレイ5時間の合計6時間。
文明系ボードゲームの代表。
さまざまなカードを駆使して国家繁栄を目指す。
毎回すべてのカードが登場するため、1度遊んでしまえば2回目以降はスムーズに遊べる。
後半、戦争によって相手の得点を奪うため、直接攻撃が嫌いな人には向いていない。

アンティキティ
4人戦、ルール説明1時間、プレイに3時間、合計4時間。(ただし協議終了)
膨大な量のチットを使う都市運営ゲーム。
タイルマップと都市内のボードが別にある。
リソースマネージメントを誤ってしまうと即脱落してしまう上、逆転要素もない。1度離されてしまえば、それが何時間も続く。
長時間かかる上に脱落がある、人を選ぶゲーム。
ただし、それを乗り越えることができれば相当に面白い。
