発売されたばかりでTwitterでも見かけることが多いアーグラを2日連続で遊んでみました。前回は4人で、今回は3人です。2回目になると要素も把握でき、だいぶ遊びやすくなりました。
アーグラ
4人で遊ぶ際と3人で遊ぶ際は、セットアップの段階で変更点があります。
まず、ボードに表示されているように名士の数が減ります。このとき各ギルドの色が偏らないように4:3:3になるようにⅠのカードで調整します。
次にダイスを2回振り、1回目は左から2回目は右から数えたアクバル大帝への貢献スペースに使われていないプレイヤーマーカーを置きます。
さらに再びダイスを振り、各ギルドの注文列にも1つずつマーカーを置いておきます。
これでマーカーが置かれたスペースは使用不可になります。
他は特に変更点はないので、通常と同じルールで遊ぶことができます。
昨日遊んだばかりということで、軽くルールを確認してからプレイ開始です。
前回4人で遊んだときは、交易商のアクションが使われなかったのですが、今回は何度か使われていました。また、瞑想で農夫コマを調整してから資源を生産するといったことも積極的に行われていました。
初回は非常にボードが見づらく感じましたが、2回目になると、どの資源がどう変わるかが把握できるので、そこまで苦戦はしませんでした。ただ、ダイスを振ってコマを移動させるときは、やはりちょっとわかりづらいです。
やるべきことは分かりましたが、どうやって進めればいいかは、まだまだ手探り状態です。
1回目は名士の終了トリガーが引かれましたが、2回目は影響力が最大値になる終了トリガーでゲーム終了しました。
今回はアクバル大帝への貢献に1人しかいかなかったため、そこだけで14点を獲得し、そのプレイヤーが勝利しました。
さすがにアクバル大帝を独占されるのはマズいと思ったのですが、下手に送っても得点効率が悪いのが悩みどころです。
ルールが分かっていたこともあり、2回目は2時間半ほどで終了しました。フリーアクションによる選択肢が多いので、これ以上時間を縮めるにはかなりの慣れが必要になりそうです。
コズミックエイデックス
せっかくなので3人専用のものをということで、久しぶりにコズミックエイデックスを遊んでみました。
3人用のトリックテイキングで、ラウンドの勝利条件がかなり独特です。勝ちすぎてもダメなようになっていて、適度なところでセーブする必要がでてきます。また、1人だけが勝ちすぎると、残りの2人に得点が入るので、ちょっとした共闘体制が築かれます。
3人用トリックテイキングだと2人で1人の目標を阻止するのが普通ですが、協力して1人を勝たせまくるというのはめずらしいですね。
このゲームの特徴は36種類ある特殊能力です。ちなみに1ゲームでは各プレイヤー1つの能力しか使わないので、覚える必要はありません。能力が決まったらふせんなどの紙に書いておけば問題ないです。
この能力がなかなかめちゃくちゃで、ゲームの根本を変えてしまうようなものもあります。かといって、「これ使う?」というものもあり、性能差が激しいです。
今回能力を使ったのは3人中1人で、しかもゲームに勝ったのは能力を使わないプレイヤーでした。
前々から好きなゲームだったのですが、さまざまなトリックテイキングを経験した現在、改めて面白さを実感しました。ただ、能力の組み合わせによってはめちゃくちゃになりそうな感じもあります。
3人用ということで、そこまで知名度があるゲームではないですが、トリックテイキング好きな人にはぜひ遊んで欲しいゲームです。