[ボードゲーム] ガリレオ・ガリレイ 紹介
「ガリレオ・ガリレイ」は、16~17世紀のヨーロッパを舞台に天文学者として天文学に貢献する1~4人用のゲームです。観測や大発見をすると異端審問官がやってくるため、うまく説得して味方につける必要があります。
ガリレオ・ガリレイについて
発見カードがⅠ~Ⅲまであるため、それぞれシャッフルしてⅠが上になるようにして山札を作ります。そこから6枚をめくって場に公開します。
各プレイヤーはプレイヤーボードと望遠鏡ボードを受け取り、さらに今回使用するキャラクターボードを選びます。キャラクターは能力ありとなしが選べます。
望遠鏡には0~90度の間に7つのアクションスペースが描かれています。またそれぞれに下にアクションタイルを置かれています。
そのため、1つの選択で2つのアクションを選ぶことになります。(実際にはタイルに2種類のアクションが描かれているため、選択肢はもっと多くなります)
ゲームは終了条件を満たすまで手番を繰り返します。手番の構成は以下の通りです。
手番の流れ
- 望遠鏡の移動
- アクション
- クリーンアップ
1.望遠鏡の移動
手番開始時、望遠鏡1~3マス上に向かって移動させます。上端まで到達して、まだ移動が残っている場合は、また下に戻って移動を続けます。ただし下2つの×が描かれているマスには進めません。
2.アクション
ボードに描かれているアクションとタイルに描かれているアクションを行います。どちらを先に実行するかは自由に選べます。
主なアクションは以下の通りです。
| ダイスの獲得 | サプライから赤・青・黄色のうち、好きな色のダイスを獲得します。獲得時のダイス目は1です。また、ダイスは4個までしか持てません。 |
|---|---|
| ダイス目の加算 | 指定された数・色のダイスの目を増やします。 |
| 観測 | 天体や星座の観測を行います。天体を観測する場合は、カードに描かれたダイスを消費します。星座を観測する場合は個人ボードから星座マーカーを配置します。 |
| 彗星の発見 | プレイヤーボードから彗星トークンを取り、ゲームボードに置きます。彗星を発見しておくと、観測する際のコスト軽減に使用できます。 |
| 大学での講義 | ゲームボード上の大学のパラメータを上昇させます。それにより恩恵があったり、要素の得点倍率が増えたりします。 |
| アップグレード | アクションタイル1枚を裏返し、アップグレードします。 |
| 執筆 | 個人ボードの本を移動させ、通ったマスに描かれている報酬をすべて得ます。 |
| 説得 | 異端審問官を説得します。説得すると個人ボードの右側に向かって動いていきます。左端のままだと、ゲーム終了時に大きなマイナス点になります。 |
手番中、四分儀トークンを使うことでフリーアクションが可能です。フリーアクションでは、ダイスの色を変えたり、目を増やしたり、異端審問官を説得したりできます。
3.クリーンアップ
この手番で使用したアクションタイルを1番下に移動させ、ほかのタイルを1つずつ上にずらします。
また、この手番で異端審問官を説得していた場合は、異端審問官トラックを移動させます。説得している度合いにより得点が増えたり、減ったりします。
目標タイルの条件を満たしていれば、達成を宣言します。目標は全員が達成可能ですが、最初に達成したほうが得点が高いです。
ゲームの終了
最後の発見カードがめくられると、終了トリガーが引かれます。そのラウンドを最後まで行い、もう一手番ずつ行うと、ゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。
アクションのタイミングを見極める
手番でできるアクションが制限されるロンデルのようなシステムのゲームです。
今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで2時間ほどでした。
発見カードにコストとなるダイス目の合計値が描かれているため、そのためのダイスを集めていくのが主な流れです。たとえば、オレンジ10だと、黄と赤のダイスを合計して10以上集める必要があります。
独特なのがアクション選択で固定の外側と可変に内側の2つアクションを実行するため、うまく組み合わせを考える必要があります。
しかも可変のアクションタイルは一手番ずつ移動していくため、どのタイミングで、どの組み合わせを実行すればいいか先を見据えなければなりません。
テキスト効果はなく、名前などのフレーバーにしかテキストはないため、言語依存度は低いです。ただ、単純に要素が多いため、それにともなってアイコンの種類も多く、慣れるまではアイコンのサマリーがあったほうがよさそうです。
目新しさはそれほどありませんが、さまざまな要素が相まって、安定した面白さがあります。アクションがコンボで発生することがあるため、その辺りの処理のし忘れには注意が必要です。
カードやボードのデザインがいいため、このテーマが好きな人ならば、まず間違いなく楽しめそうなゲームでした。
| タイトル | Galileo Galilei |
|---|---|
| 発行年 | 2024年 |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 50~100分 |
| デザイナー | Tomáš Holek |
| BGGリンク | Galileo Galilei | BGG |


