事前に予定があったわけではないのですが、急遽遊ぶことに。
ブルームーンがどのようなものか気になるというので体験してもらいました。
ブルームーン:レジェンド
すでにいろいろ構築しているため、どのデッキが規定枚数になっているのかあやふやです。
とりあえず、ちゃんと30枚になっていたヴォルカとアクアでやってみることにしました。
ちなみにあちらがヴォルカで、こちらがアクアです。
ざっと大まかな説明をしつつ、やりながら詳しく説明していきます。
カードの効果が多種多様なので、最初はどうしていいのか迷ってしまいますね。
1回やってみて、何となくつかめたということなので、今度はキンドを使ってもらうことにしました。
個人的に、調整したキンドは強すぎのような気がしていて、使うのは避けていました。
わたしは何となしに組んであったテラを使いました。
やってみて分かったのですが、このテラデッキは対キンド用に自分で組んだようです。
「ブースターを使わなければ撤退」「攻撃値5以上のカードを捨てなければ撤退」など、キンドにクリティカルに刺さるカードが何枚か入っていました。
それが功を奏し、キンドデッキを撃破。
しかし、あまりにも強さが活きてないなと思ったら、同じ色のギャングは何枚でも同手番に出せるというのを言い忘れていました。
そのため、同デッキでもう一戦。
やはりキンドの「偶数が0」「奇数が0」などを連続で出されると、何ともなりませんね。
「アイコン無視」などで迎え撃つも、山札手札切れで負けてしまいました。
2人用ゲームとしては、かなりオススメなのですが、現在なかなか手に入れづらいのがネックです。
どうにか再販になればいいのですが。
SANGOKU(サンゴク)
約1ヶ月前に購入しつつも、なかなか遊ぶ機会がなかった2人用のカードゲームです。
絵柄はTCG(トレーディングカードゲーム)のようですが、デッキを組む訳ではなく、お互いに山札からカードを引いていくタイプのゲームです。
ボードゲームを知っている人に分かりやすくいうと「バトルライン」のようなゲームです。
城カードが5枚あり、その左右にお互いにカードを出していきます。
同じ城カードのところに、5枚カードが並ぶと攻城です。
次の手番までに同じエリアに相手が5枚のカードを揃えれば、その5枚で作られる役が強い方が勝ちとなります。
これを繰り返していき、5枚の城カードのうち、3枚を獲得した方が勝ちです。
カードは4勢力、各13枚ずつと、2枚の仙人カードがあります。
勢力は、魏呉蜀の三国に加えて、漢です。
ちょうどトランプと同じような内訳ですね。
バトルラインとの大きな違いは、すべてのカードに特殊効果があるということです。
効果は大きく分けると2種類あり、宣言フェイズに使えるものと、出陣フェイズに使えるものがあります。
宣言フェイズに使えるものは毎ターン使え、出陣フェイズに使えるものは手札から場に出たときだけ使えます。
効果はすべての兵科に変わるオールマイティ的なものや、相手の場に出ているカードを取り除く効果、特定のカードを続けて出す効果など多岐にわたります。
そのため、初回はカードを引く度にテキストを読む必要があるため、かなり時間がかかります。
また、13種類の兵科もなかなか曲者です。
「扇」「楽器」「宝石」「書簡」「盾」「馬」「弩」「刀」「弓」「細剣」「槍」「戟」「玉璽」
といったアイコンが各カードに書かれているのですが、これの組み合わせで役を作ることになります。
たとえば、
五虎大将ならば、同じ勢力の「弓」「馬」「戟」「槍」「細剣」の5枚が必要となります。
ちなみに役も14種類あります。
とてもじゃないですが、1回遊んで把握できる量ではありません。
せめて数字が併記してあったら、もっと分かりやすかったのになぁと強く感じました。
わたし自身は、横山光輝の三国志も好きですし、蒼天航路も何度も読んだので、すべての人物の名前も分かりますが、あまり三国志に馴染みがない人だと、かなりハードルは高いのではないでしょうか。
ただし、効果のおかげで展開のバリエーションはかなり豊富になっています。
役の多さは戦略の多様性にもつながっています。
たとえば、弱い役を早めに組むとか、強い役をねらっていくとか、いろいろな戦略が考えられます。
繰り返し遊ぶことで、楽しさが分かるタイプのゲームだと思うので、連続して何回かやってみたいですね。
今回は時間の関係で1回しかプレイできなかったのですが、面白さの片鱗は分かったような気がします。