2018年04月28日に宮城県登米市で行われた第4回登米アナログゲーム交流会に参加してきました。前々から開催されていたのは知っていたのですが、参加は初めてです。
登米アナログゲーム交流会について
会場は登米市迫公民館です。時間は14時から21時半までで、その間の入退場は自由です。料金は200円ですが、初参加の場合は無料です。事前の予約などは特に必要なく、直接会場に行って参加することができます。
どちらかというと最近になってボードゲームを始めた人が多い会です。
今回、誰と都合を合わせるでもなく、ふらっと参加してみたのですが、思った以上に知り合いが多かったです。
わたしは開場と同時の14時くらいに参加しました。
遊んだゲームについて
あやつり人形
旧版のオーソドックスな役職で遊びました。4人でのプレイなので、最初に裏で1枚が抜かれ、その後表で2枚が抜かれます。
当時、ドイツ語版を結構な回数遊んだので、慣れているといえば慣れているゲームです。(その後、数年は遊んでいませんでしたが)ちなみにドイツ語版、旧日本語版、新日本語版の3つを持っています。
今回、1人の方が2回連続で暗殺されて、その次に強盗という散々な目に遭っていました。この辺はある程度、気心が知れた者同士だと「あの人だと、これ選びそう」というのが、なんとなく分かりますね。
簡単に破壊されないようにコスト2以上の建物から建てていき、あとは狙われないように無難な役職でじわじわと建物の数を増やしていきました。最後は手札交換からの建築で8個を建てきり、全色ボーナスと、ファーストボーナスを取り、そのまま勝つことができました。
前回殺されまくったことを考えると、今回は上々のできでした。
ペッパー
トリックテイキングというジャンルを知らない方をまじえ、5人で遊びました。
1ラウンド目はとりあえずお試しということで、得点を記録せずに流れを確認しました。シンプルなルールなので、1ラウンド遊べば、だいたいどうやればいいのか見当がつきます。もちろん、分かっていてもマストフォローによって、ままならなくなるのがトリックテイキングなのですが。
隣の卓ではスカルキングが遊ばれており、とりあえずそっちが終わるまでラウンドを続けようということになりました。
結果、4ラウンド行い、わたしは1ラウンド目だけマイナス点をくらってしまいました。残り3ラウンドはマイナス点なしだったので、なんとか経験者のメンツを保ちました(笑)
特に苦手意識なく遊ばれていたようなので、他のトリックテイキングもぜひ試して欲しいですね。
魔方陣のルール(仮)
自分の魔方陣にチップを配置し、その列の並び方でポーカーのような役を作ります。魔方陣は六芒星なので、縦、右斜め、左斜めで全部で3列あり、それぞれチップ3つで役を組みます。チップは0~8のチップが5色ずつの全部で45枚あります。
たとえば、赤5、青5、黄5と並べばスリーカード、青2、赤3、黄4と並べばストレートといった感じです。それぞれの役が何点になるかは衝立に書かれています。
このゲームのキモは、それに対して各自が勝手にルールをつけ加えることができるという点です。
各々が好きなルールを紙に書き、それを適用することができます。
ルールの自由度は非常に高く「ストレート1つで3兆点」といったことも可能ですし、「各自は配置限度が2減る」といったことまで可能です。上限なども決められていないので、いくらでも高くすることができます。ちなみに衝立に無量大数までの単位が書かれています。
ただし、それが適用されるかどうかはみんなの投票にかかっています。
これにより却下されてしまうと、そのルールは使われません。そのため、あまりにも、とがったルールや自分だけに有利なルールは採用されないようになっています。
チップを引く、チップを配置、ルールを考える、ルールの認可というサイクルを2回繰り返し、最後に得点を計算し、もっとも高いプレイヤーが勝利となります。
ルールは本当に自由に考えていいので、大喜利的な要素もありますね。
初めて参加してみて
初めての人と遊ぶことができて、なかなか新鮮な体験でした。
わたしは用事があったので、途中で退出したのですが、そのとき3卓あったので、なかなかの盛況でした。
宮城でのオープン会は、どうしても仙台がメインなので、こうやって他の市町村でも行われるのは非常に歓迎すべき流れです。
また機会があれば、参加したいですね。