GW初日は、午前中2人、午後からは3人で遊びました。初プレイのゲームはなかったものの、安定した面白さのラインナップでした。
The Fox in the Forest
2人用のトリックテイキングです。テキスト効果があり、途中で切り札が変わったり、山札からカードを引いたりする変わり種です。
今回は初めて正規のゴールである21点までプレイしました。
全13トリックあり、0~3、または7~9トリックを取ると最高点になります。そのため、どちらかは必ず最高点が取れないようになっています。
トリックを取らない方が楽かなと思っていたのですが、失敗が続いたので、今度はトリックを取る方を試してみました。こちらの方が調整の方がききやすいかなと感じました。もちろん取らされすぎて失敗することもありましたが。
24対19で最後に大きく離されて負けてしまいました。
2人用のオススメトリックテイキングです。
古代:決戦
ロンデルシステムを使った2人用です。
鉄、大理石、金を生産し、軍備を整えたり、相手の都市に攻め入ったりして、9点獲得を目指します。
いくつかのカテゴリーがあり、その条件を満たすと得点が入ります。たとえば、都市を5個建てる、先に知識を獲得する、神殿を3つ建てるなどです。知識は獲得すると、移動歩数が増えたり、防衛力があがったりします。
もとのゲームである古代には、運要素がありませんでしたが、古代:決戦にはイベントカードがあるため、多少の運要素が入ります。イベントカードは相手が得点するともらえるので、一方的な展開にならないようになっています。
最初は1つ2つしか入らない資源が、後半になると7個8個手に入るようになるので、展開が一気に早くなります。それまでの組み立てが重要なゲームですね。
今回は5個中4つの知識を得点されてしまい、その分の差が埋まらないまま終わってしまいました。
1アクションずつ行うので、テンポがよく、2人でしっかりとしたボードゲームを遊びたいというときにオススメです。
ナインティナイン
ここからひとりが合流して、3人で遊びました。
リクエストをうかがったところ「トランプがいい」というので、3人用のオススメである99(ナインティナイン)を遊びました。
手札を使ってビッドするゲームなので、「この数でビッドしたい。でも、このカードは残しておきたい」というジレンマがあります。
手札3枚を使ってビッドを行うのですが、これは非公開です。そのため、みんながどのくらいを狙っているのかなというのを探り探りプレイすることになります。
また、その非公開のカードを公開して行うプレミアムビッドもあり、逆転要素もしっかりあります。
久しぶりに遊びましたが、やはり面白いですね。
アズール
再戦のリクエストがあったので、次はこちらを。
見た目のキレイさに騙されそうですが、実際はいかに相手にマイナスを押しつけるか、いかにマイナスから逃れるかが重要なゲームです。
狙っていた色がなかなか登場せず、どの色も全部置くことができませんでした。
それに対して全部置きを2色達成したプレイヤーが快勝しました。
ニューベッドフォード
最近またよく遊んでいるゲームです。
今回もINNのタイルは抜いて遊びました。3人なので基本マップです。
前回は船を2隻ともだしてクジラを狙ったのですが、今回は1隻だけにして、あとは建物で得点を稼ぐことにしました。上手いこと優先順位を割り込ませながら、マッコウクジラを狙います。
しかし、今回はめずらしく一頭もマッコウクジラがでない展開で、ヒゲクジラをとりまくった上で、そのボーナスもあったプレイヤーが勝利しました。
クジラタイルがランダムで出てくるため、やるたびに違った展開になるゲームです。
センチュリースパイスロード
最後にそれほど時間がかからないものをということで、センチュリースパイスロードを遊びました。最近、内容が同じでテーマをゴーレムに変えたセンチュリーゴーレムが発売されたゲームです。
手番ではカードをプレイするか、カードを獲得するか、勝利点を獲得するか、使ったカードを手元に戻すかを行います。どんどん手札が増えていくので、ちょっとしたデッキ構築のような要素があります。上手いことカード同士がかみ合うと、どんどんスパイスが変換されるのが面白いです。
初めて遊んだときは「普通かな」くらいの印象だったのですが、何度か遊んでみると「この時間でこのプレイ感はなかなかいいのでは」と評価が上がっています。
専用の入れ物があったり、コインが金属だったりとコンポーネントが凝っているのもいいですね。2~5人用と対応人数の幅も広いので、これからちょいちょい出してみようかなと思います。