この日は5人だったので、普段あまりできないような軽めのパーティーゲームをいくつか遊びました。その後、スマートフォン株式会社を初プレイしました。
スパイシー
金ピカの裏面と独特なイラストのカードゲームです。
各カードにはわさび、コショウ、唐辛子のいずれかと1~10までの数字が書かれています。同じスートで、数字が大きくなるようにカードを出していくのですが、裏向きでだすため、そのカードが本当かどうかは分かりません。
前の人が出したカードが間違っていると思ったらチャレンジを行います。
これだけだとトランプのダウトと変わりがないのですが、チャレンジはスートか数字のどちらかに行います。「8じゃない」「コショウじゃない」といった感じです。
そのため、「コショウの9」と言いながら「コショウの2」を出していたとしても、チャレンジが「コショウじゃない!」だとチャレンジ失敗になります。これが「9じゃない!」だとチャレンジ成功です。
この一工夫が効いていて、なかなか盛り上がります。
シンプルなルールで、2人~6人と対応人数も広いので、オープン会などでも重宝しそうですね。
ドリアン
コヨーテのように自分の手札が見えないゲームです。
フルーツショップの店員として、どんどん注文を受けていき、注文数が在庫を上回っていると思ったらベルを鳴らします。そこで判定があり、ベルを鳴らした方、または過剰に注文を受けてしまった方が店長に怒られます。
特殊効果があるカードがいくつかあり、それを踏まえた読み合いが発生します。
手のひらに乗るサイズの小箱なのに、カードスタンドとベルが入っているのが驚きです。こちらもバッグにしのばせておけば時間調整としてもちょうどよさそうです。
コードネーム:ピクチャーズ
イラストで行うコードネームです。
何とも表現しがたい独特なイラストが描かれたカードを4×5枚並べます。その後、各チームの指令役は、自分たちのカードを選んでもらえるようにヒントを出します。ヒントは「海 3」といった形で、共通項と枚数だけを言います。
何とでもとれそうな、何とも言えないようなイラストのため、ヒントを出すのが難しいです。上手い共通点を見つけられたと思っても、相手チームのカードにまで及んでいたりして、なかなか思い通りにいきません。また、「この3枚に共通点あるか……?」ということも多く、ヒントを出す側がかなり大変でした。
どちらかというと、通常のコードネームの方がプレイしやすい気がしますね。
テレストレーション
絵と文字で行う伝言ゲームです。
まずお題があり、それをイラストで表現します。今度はそのイラストを見て言葉で書きます。今度はその言葉を見てイラストを……、ということを繰り返します。
オープン会での定番ゲームの1つで、この日もかなり盛り上がりました。
「棚からぼた餅」を絵で表すのは難しいですね。
ジャストワン
新たな定番になりつつあるワードゲームです。
1人が回答者になり、残りはお題に関するヒントを考えます。ただし、確認したときに他の人とヒントがかぶってしまうと無効になってしまい、回答者に見せることができません。
そのため、かぶらないようなヒントを考えるのですが、あまりに遠すぎると答えてもらえません。この辺りのさじ加減が難しいです。
この日は頻繁にかぶりが発生して、13問中1問しか正解がでませんでした。
スマートフォン株式会社
1人が帰られて、4人でプレイしました。
スマートフォンメーカーとして、技術を開発し、支店を広げ、商品を生産して、世界中に販売していきます。
アクションの選び方が変わっており、2枚のパッドを組み合わせることで、そのラウンド行うアクションを決めます。パッドは両面仕様になっており、重ねて使う必要があるため、どの向きで使うかがパズルのようで面白いです。
一度プロットしてしまえば、あとは順番通りにアクションを解決していくので、テンポよく進みます。難しい処理もないため、見た目の割にかなりサクサク遊ぶことができます。
Kickstarter版だと拡張が含まれているので、研究の種類が増えたり、ハードコアモードがあったりと、さらにリプレイ性が高まります。