今回紹介するのは、「群青戦記 」です。
新刊として、書店に平積みにしてあり、気になって読んでみた漫画です。
現代から戦国時代へ
設定としては、そこまでの斬新さはありません。
いわゆるタイプスリップもので、現代の高校が戦国時代へと行ってしまいます。
この辺りは最近だと、「スプライト」などが思い浮かぶかもしれません。
このマンガのポイント、魅力は、この高校が部活の強豪校であるということです。
各部活が全国レベルの強さであり、それぞれの部活が、その競技らしさを活かしながら、相手と戦うことになります。
弓道部、剣道部あたりは、そのまま戦いへ活かせそうな感じがしますが、その他の部活がどのような力を活かして戦うのかというところがポイントです。
まだ単行本では一巻が出たばかりなので、状況説明や、それぞれの人物の背景などが主で、なぜ戦国時代に行ってしまったのかということは大きな謎のまま残っています。
同時に、なぜ相手が自分たちのことを襲ってくるのか、そもそも相手が誰なのかと言うことも分かっていません。
絵柄はそこまで上手いとはいえず、キャラにも、もう少し個性が欲しいところです。
その辺は巻を重ねるごとに改善されていくでしょうか。
いわゆる「男の子好きする要素」が多く含まれているので、中高生にも評判がいいかもしれません。
また、戦国時代といえば、という人物も登場するので、その辺りがどう描かれるかも期待したいところです。
これから注目されそうなマンガという感じはありますね。