ペリカンベイは矛盾が生じないようにタイルを配置していき、得点を集めるゲームです。タイルを配置したときに海、森、砂のいずれかのエリアを閉じるとペリカンコマがもらえます。ペリカンコマは終了時に得点になります。
ペリカンベイについて
海、森、砂がランダムに描かれた六角形のタイルをよく混ぜて山札にします。そこから3枚をめくって最初の場を作ります。
各プレイヤーは山札からタイルを2枚ずつ引き、それを手札とします。
手番では手札のうち、1枚か2枚を場に配置します。配置する際はすでに置かれているタイルと2辺以上が接している必要があり、なおかつ地形に矛盾が生じてはいけません。(海の隣には海、砂の隣には砂と絵柄を合わせます)2枚目を置く場合は1枚目のエリアにつなげる必要があります。
配置し終わったら今置いたタイルとつながる、もっとも大きいエリアのタイル枚数分の得点が入ります。そして山札から手札が2枚になるように補充します。
このとき、エリアを閉じるとペリカンコマをもらえます。さらに連続手番を行うか、囲ったエリアと今置いたタイルのエリア分の得点をもらい手番を終了させます。
これを繰り返し、残りのタイルが16枚以下になったならば最終ラウンドです。全員が等しい手番数を行い、ゲーム終了です。
得点はその度、紙に記入するので最後に計算するのは手元のペリカンコマ×3点くらいです。すべての得点を合計し、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
意外と難しいタイル配置
地形が合うようにタイルを配置していくというのが基本なのですが、地形を閉じた際のルールがちょっと独特で初めは戸惑います。連続手番をした方が得点が伸びる可能性はあるのですが、場合によっては配置できないこともあり、無難に点数を確保していくか、ワンチャンにかけるかでプレイングが変わってきます。
また、ペリカンがストックにない場合は他のプレイヤーから取ることができるため、その辺りでプレイヤー間の駆け引きがでてきます。
エリアは後半になればなるほど広くなっていくので、取れる得点も大きくなっていきます。一手番でそれまでの数手番分の得点を取ることができるので、逆転のチャンスも大いにあります。
タイルの引き運はもちろんあるのですが、見た目よりだいぶゲーマー向けのゲームです。タイル配置系のゲームが好きな人ならば試して損はないでしょう。