ポーション・エクスプロージョンは排出器からビー玉を取り出して、魔法の薬を調合していく2~4人用のゲームです。1個ビー玉を取り出した後に同じ色同士がぶつかると、連鎖してどんどんビー玉を取ることができます。完成した薬はアイテムとしての特殊効果を持つので、どの薬をどの順番で調合していくかも重要です。
ポーション・エクスプロージョンについて
各プレイヤーは個人ボードを受け取ります。個人ボードに描かれたフラスコには穴が空いており、そこにビー玉が置けるようになっています。
ビー玉は、ユニコーンの涙(青)、ドラゴンの煙(赤)、オーガの鼻水(黒)、フェアリーのフケ(黄)の4種類です。
ポーションは8種類ありますが、すべて使う訳ではなく、ゲームごとに組み合わせが変わります。使用するポーションをすべてシャッフルして、5つの山札を作ります。
個人ボードには、2個のポーションが置けるようになっています。ゲーム開始時に各自2個ずつポーションを持っています。
手番では、排出器の5列のうち、いずれかからビー玉を1個取り出します。取り出した結果、同じ色同士が並ぶと、そのビー玉も獲得します。これにより、連続してどんどんビー玉が取れることもあります。
獲得したビー玉はポーションの上か、個人ボードのフラスコの上に置きます。置くスペースがないビー玉は排出器に戻します。
ポーションが完成したら裏返して、個人ボードからよけておきます。以降、このポーションを使い、1回だけ特殊効果を使うことができます。その後、山札から新しいポーションを補充します。
同じポーションを3個、または5種類1つずつのポーションを完成させると、技能トークンによる追加点があります。
これを繰り返し、ポーションの山札が枯れるか、技能トークンがなくなるとゲーム終了です。
完成させたポーションと技能トークンの得点を合計して、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
ビー玉によるアナログならではの楽しさ
どんどん連鎖がつながっていくと非常に気持ちがいいゲームです。ビー玉を使ったギミックは目を引きますし、子供の関心も引きそうですね。
ポーションには、種類、効果、得点という3つの要素が含まれているので、それらを踏まえて選んでいく必要があります。得点は低いけれども使い勝手がいいポーション、効果は弱いけれど得点が高いポーションといった感じで一長一短あるので、どれを選んでいくかが重要です。
みんなが同じ色を確保し出すと、当然その色のビー玉は集めにくくなるので、誰がどの色を持っているのかしっかり確認する必要もありますね。
連鎖によるパズル要素に目がいきがちですが、どのポーションを選ぶかといった考えどころもしっかりあります。
現段階(2019年02月)で2つの拡張が日本語化されている人気作品です。