捕鯨をテーマにしたワーカープレイスメントのニューベッドフォードには拡張が発売されています。NEW BEDFORD Rising Tideというタイトルで、大きくわけて3種類の機能が追加されます。
ニューベッドフォード拡張について
ニューベッドフォードの拡張は以下の3種類です。
全部を追加しても構いませんし、任意の数を加えても問題ありません。
Town Expansion
新しい建物が20個加わります。
建物は基本セットのものと混ぜて使うことが可能です。基本だと毎回建物が固定だったのですが、この拡張を加えることで、毎回使用する建物が変わり、展開が豊かになります。
ランダムで選ぶことも可能ですし、ドミニオンの推奨セットのようにいくつかのテーマに基づいた組み合わせも紹介してあります。
Ship’s Log Expansion
カードを使ったまったく新しいシステムが加わります。
32枚のOmen/Providence Ship’s Log Cardsが加わり、それに応じた建物がさらに3つ加わります。
捕鯨フェイズでクジラトークンを獲得する代わりに、このカードを取ることができます。カードは良い効果のものも悪い効果のものもあり、すべてがテキスト効果のため、言語依存が高くなります。
5th Player Expansion
個人ボードが加わり、5人まで遊べるようになります。
アクションボードも5人用のものになり、スタートプレイヤーを取るためのアクションが加わります。アクションボードは4人で遊ぶ場合も使用可能です。(3人以下では推奨されていません)
魅力的な拡張なのだが……
ニューベッドフォードは最近気に入っているゲームなので、展開が多様になる拡張はとてもありがたいです。しかし問題はかなりのエラッタがあるということです。(タイルの修正シールのデータがBGGで公開されています)
建物に関するエラッタ
- Seamen’s Bethelのスペルミス
- Newspaperはカード2枚につき1点
- Salvage Yardは4資源につき1点
- Storehouseのコスト(未建設の方が正しい)
- Loading Dockのアイコン
- Breweryはダイスアイコンを持つ
- Collegeのコスト(2食料・1レンガ)
- Mayor’s houseのテキスト(it’sではなくits)
- Refineryのテキスト(newではなくnow)
- Candleworksのコスト(3食料・3レンガ)
- Almshouseのテキスト
- Perfumeryのテキスト
タイル枚数を考えると、ちょっと多すぎるといってもいい量です。
また、推奨セットのリストにthe Sundial Buildingという建物が出てくるのですが、これはthe Harbor Officeのことを指しています。遊ぶときに見つからなくて苦労しました。
カードの方はまだ試していないのですが、建物が変わるだけでだいぶプレイ感が変わってきます。基本を遊んでみて気に入った人は手を出してもいいのではないでしょうか。