「TAKUMI ZOO(タクミズー)」は、1~4人のタイル配置ゲームです。土地を開拓し、動物を売買しながら動物園の魅力を高めていきます。
小学生の匠くんが作成したことで話題になり、テレビ番組の『ナニコレ珍百景』でも紹介されました。
TAKUMI ZOOについて
各プレイヤーに個人ボードと初期資金を渡し、ゲームボードに動物タイルを準備します。
ゲームは全12ラウンドです。
各ラウンドは4つのフェイズに分かれています。
ラウンドの流れ
1.収益を得る
個人ボードにある「動物」と「ボーナスリンゴ」の合計が動物園の人気度です。
人気度に応じたコインをもらいます。
2.土地を開拓する
山札からタイルを1枚引きます。
タイルは右下から配置し、以降は隣接するように配置していきます。
タイルは「草原」「森」「岩」「水」の4種類です。タイルによっては特殊効果がついているものもあります。
3.動物を戻す
個人ボードにある動物チップを任意の数だけサプライに戻します。
対応する値だけ人気度を下げ、その分のコインを受け取ります。
4.動物を飼う
コインを支払い、1頭動物を迎え入れます。
個人ボードに動物チップを置いたら、そのエリアを柵で囲います。動物ごとに配置できるタイルの大きさや種類が決まっています。
また、新たに置いた動物の分だけ人気度が上がります。
ゲームの終了
12ラウンドが終わるとゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも人気が高い動物園の勝利です。
タイル配置の動物園経営ボードゲーム
3×4マスの個人ボードにタイルを配置していき、できるだけ人気が高くなるように動物を置いていくゲームです。
今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで1時間ほどでした。
初プレイでしたがプレイヤーごとの固有能力になる村長カードを使用して遊びました。
動物を置くためには、それに対応した枚数と種類のタイルが必要になります。(森×2、水×3など)
タイルは1枚ずつ配置していくため、最初は小さな動物しか置くことができません。タイルが整ってきたら、だんだん大きな動物に置き換えていきます。
それにより収入が増えていく、拡大再生産のゲームになっています。
狙った動物が置けるかどうかはタイルの引き次第なので、運要素はそれなり強めです。この辺りは好みがわかれそうですが、1プレイ30分ほどなので十分に許容範囲でしょう。
原案は小学校1年生の夏休みの自由研究というのが、かなりの驚きです。
これからどんなゲームを作っていくのか期待ですね。味のあるイラストもゲームの雰囲気にぴったりです。
タイトル | Takumi Zoo |
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発行年 | 2022年 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
デザイナー | Takumi Minamibata |
BGGリンク | Takumi Zoo | BGG |