タスク管理という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
全然聞いたことがないという人もいれば、毎日行っているという人もいるでしょう。
簡単にいうと、やるべきことを、紙やPC、スマートフォンなどに書き込んで、それを管理することです。
誰にでもタスク管理は有効
「でも、そういうのって、ビジネスマンとかがするものじゃないの?」
そう思われる人もいるかもしれません。
しかし、誰にとっても、タスクの管理は役に立ちます。
「明日は生ゴミださなきゃ」
「明後日までレンタルのDVD返さないと」
「そろそろシャンプーが切れそうだから買っておかなきゃ」
「毎朝、体重を計るようにしょう」
これらのことも、すべてタスク管理した方が、うっかり忘れてしまうということも防げます。
「え、わざわざ、そんなことまで管理しなくていいでしょ?」
そう感じる人も多いでしょう。
しかし、人間誰しもうっかり忘れてしまうことはあります。
返すはずのCDを返さなかったり、目覚まし時計に使う電池を買い忘れたりということは誰しも経験があるはずです。
恐らく「忘れている」ということ自体を「忘れている」こともあるかもしれません。
そのときに思い出せばいいことは、そのときに
「そんなことわざわざ書かなくても、覚えておけばいいじゃん」
それはそうかもしれませんが、本を読んでいるときに「明日あの人に、あれ返さなきゃ」と思い返すことは、労力の無駄だと思いませんか?
また映画館で映画を見ているときに、「帰りに靴下買っていかなきゃ」と考えていたら、映画への集中がそがれてしまうでしょう。
そのときのことに集中するためにも、余計なことは極力考えない方が効率がいいのです。
やるべきことがすべて書いてあれば、すっかり忘れてしまっていても、それを見れば思い出すことができます。
そうすれば、安心して目の前のことに没頭することができるのです。
記憶を別なものにまかせておけば、創造の部分に脳を使うこともできます。
たとえば、スマートフォンを使えば、タスクの入力なんて、数秒もあればできます。
その数秒を惜しんで、何時間、または何日もそのやるべきことを記憶しておく方が面倒だと思いませんか?
実践例として
もちろん、わたしもいろいろな手段を使って、タスクを管理しています。
その中には「ゴミを出す」「単三電池」「お礼のメール」といったことから、仕事に関することまで、さまざまなタスクがあります。
わたしがメインで利用しているのは、toodledo というサービスです。
このサービスはブラウザでも管理できますし、iPhoneやAndroidにもアプリがあるので、すべてのタスクについて、どの場所からでも確認することができます。そのため、買い物に関する情報もすべてこれに入力してあります。
基本的には無料で利用することができ、有料プランも用意されています。
ただし、英語版しかないので、それがちょっとネックではあります。(もちろん日本語で入力することは可能です)
また、誰かに何かを頼まれたら、そこに入力しておくので、「○○に○○を貸す」などといったことも書いてあります。
こうすればうっかり忘れるということもありません。
普段から、何かをうっかり忘れてしまうことが多いという人は、ぜひ始めてみることをお勧めします。
大事なことを忘れてしまい、人からの信用を失ってしまっては手遅れですよ。