ザ・フィールド・オブ・ザ・サンは2~5人用のカードゲームです。手番では作物カードを獲得するのですが、終了時に最多数を持っていないとマイナスになってしまいます。そのため、どれを残してどれを出荷するかの見極めが重要になります。
ザ・フィールド・オブ・ザ・サンについて
カードは8種類の作物カードが5枚ずつ、3種類の特殊カードが1枚ずつあります。プレイ人数により使用する作物カードが変わります。
カードをシャッフルして山札を作ります。
手番では山札からカードを1枚ずつめくります。そのとき、好きなタイミングでストップすることができます。ストップした場合、場に並んでいるカードから好きな1枚を獲得します。
同じ種類のカードをめくってしまうとバーストとなり、めくったカードをそのまま獲得しなければなりません。
獲得したカードは農場として自分の前に並べておくか、出荷します。
特殊カードをめくってしまった場合は、その効果を適用します。
ゲームの終了と得点計算
これを順番に繰り返し、山札がなくなったら、その人の手番を最後まで行い、ゲーム終了です。
各作物カードの所有枚数を比べます。その種類をもっとも多く持っている人はカードを縦向きにしておきます。それ以外の人は横向きにします。最多が同点だった場合は、どちらも縦向きのままです。
- 縦向きのカード:1種類ごとにカードに書かれた数字がプラス点
- 横向きのカード:1種類ごとにカードに書かれた数字がマイナス点
- 出荷したカード:2枚ごとに30点
得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
でるなよでるなよ……。でたー!
シンプルなバースト系のカードゲームです。
最多枚数を集めればプラスですが、それ以外だとマイナス点のため、どこで勝負をかけるかがポイントです。勝てなそうな作物でも出荷することでマイナス点が防げるため、どこで勝負してどこで引くかが考えどころです。
今回は3人で遊んでみました。1プレイが10分ほどだったので、続けて2回やってみました。
1回目は1枚目から特殊カードという波乱の幕開けでした。ちなみにめくったのは移譲(他のプレイヤー全員から1枚ずつ作物をもらう)で、まったく意味がありませんでした(笑)
2回目は各自上手い具合に棲み分けができたのですが、終盤で1人にマイナスが集中して110対110対20でした。
作物カードは5枚ずつのため、3枚持てば過半数取ったことになります。枚数が少ないため、いちいち数える手間がなくて分かりやすいです。また、誰かが3枚取った後は確実にその作物はマイナスになるため、いかにして出荷するかが重要です。ただ、バーストしてうっかり引き取ってしまうこともあるため、どこまでカードをめくるかが悩ましいですね。
分かりやすいルールで、1プレイにかかる時間も短いため、とても遊びやすいゲームです。カードのイラストがきれいなので雰囲気も抜群ですね。持っておくといろいろなシーンで重宝しそうです。
タイトル | The Field of the Sun |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 10~30分 |
デザイナー | Yusuke Emi (江見祐介) |