[書評] 賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム/伊藤拓馬 (立東舎)

賭博で遊ぶゲームには、シンプルながら奥が深いものが多いです。
必要とされる力も、状況を見極める目であったり、流れを読む力、そして相手を煙に巻くブラフなどがあり、それに運が加わることで勝つことができます。

しかし、賭博で遊ぶようなゲームは、なかなか身近で遊ぶことはありません。
そういったシンプルで面白いゲームを紹介しているのが今回取り上げた本です。

紹介されているゲーム

今回紹介する「賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム」には、さまざまなゲームが取り上げられています。

サイコロ、花札、地方札、トランプ、麻雀牌を使ったものなど、ゲームのジャンルもさまざまです。
存在は知っていても、実際の遊び方は分からないという人も多いでしょう。
ヤクザ映画などでお馴染みの「丁半」についても紹介があります。

この本では、そういった賭博ゲームが30種類紹介されています。

地方札とは?

上に挙げたもので、もっとも知られていないのが地方札でしょう。
初めて聞くという人も多いかもしれません。

地方札とは、その地方で昔から遊ばれていた札で「小松札」「株札」「大二札」など地方によっても使われているものが異なります。

株札はアマゾンでも売っており、上記の写真の通り、一見すると花札と違いが分かりません。
もしかすると、古くからあるおもちゃ屋などで見かけたことがある人もいるかもしれませんね。

気になったゲーム

一通り読んでみて、個人的に面白そうだなと思ったのが、上記の株札を使った「かちかち」です。

簡単にいうと、2枚で行うポーカーのようなものです。
2枚で役を作り、各自がチップを賭けていきます。

ポーカーでいう「レイズ」のようなチップの上乗せをすることができ、これで相手を下ろすことができれば、役ができていなくても勝つことができます。この辺りが単なる引き運だけじゃない駆け引きが楽しめて面白そうです。

また、ほぼ同じルールでトランプを使って行う「ソロ」というゲームも紹介されています。
とりあえずこっちを遊んでみて、面白かったら株札を買おうかと思っています。

ボードゲーム会にも役立ちそう

ボードゲーム会を行っていると、中途半端な時間が空くことがあります。
そういったときにこの本があれば活用できそうです。

今回わたしが購入したのは「賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム」のkidnle版なので、わざわざ本を持ち歩かなくてもスマホで簡単にルールを確認することができます。この辺りが電子書籍の強みですね。特別な用意がなくてもトランプがあればできるので、時間があったら試してみたいと思います。

ちなみに内容はイラストを交えたフルカラーになっているので、非常に取っつきやすいです。
トランプやサイコロ、場合によっては花札も100円ショップなどでも簡単に手に入るので、遊ぶまでのハードルもかなり低いですね。

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