ボードゲーム

【2022年度版】オススメの紙ペンゲーム 10選+α

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今回はペンで紙に書き込む紙ペンゲームの特集です。メジャーなものからあまり知られていないようなものまで、10作品をピックアップしました。ダウンロードしてすぐに遊べるものやBGA(ボードゲームアリーナ)で遊べるものもあります。

紙ペンゲームの分類について

紙ペンゲームは主に「ロールアンドライト」と「フリップアンドライト」に分かれます。

「ロールアンドライト(Roll&Write)」は、ダイスを振って、その目に従って書き込んでいくタイプのゲームです。ダイスは一般的な1~6までのものもありますし、専用のものもあります。

「フリップアンドライト(Flip&Write)」は、カードをめくり、その指示に従って書き込むタイプのゲームです。

多くの紙ペンゲームはダイスかカード、どちらかを使って書き込んでいくことになります。

ロールアンドライト(Roll&Write)の紙ペンゲーム

フリート:ダイスゲーム

ボドゲのフリート:ダイスゲーム

漁業をテーマにした紙ペンゲームです。

さまざまなライセンスを取得することで特殊能力を解放していき、漁船を増やすことで得点を増やしていきます。ポートダイスとタウンダイスの2種類の専用ダイスがあります。

能力を解放することでできることが増えていく点や、スターアクションで好きなところを塗りつぶせる点がとても気持ちいいです。

同じような系統で、もっとシンプルなほうがいい人には「ロールライトレイルロード」、よりボリュームがあるほうがいい人には「スリーシスターズ」がおすすめです。

個人的には紙ペンゲームの中で1番好きです。
タイトル Fleet: The Dice Game
発行年 2018年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 30~45分

フリート:ダイスゲーム 紹介

ロールライトレイルロード 紹介

スリーシスターズ 紹介

ボヤージュ

Voyages

航海をテーマにした紙ペンゲームです。

ダイスを3つ振り、そのうち1つを方角、もう1つを距離にあててマップ上を移動していきます。残った1つはそろえることでさまざまなボーナスがある任務に使用します。

ソロ専用のルールも用意されており、シートごとにまったく異なるルールで遊ぶことができます。

ダウンロード販売されているので、気になった人はチェックしてみてください。

タイトル Voyages
発行年 2021年
プレイ人数 1~100人
プレイ時間 20~30分

Voyages(ボヤージュ)紹介

トレック12

ボードゲームのトレック12

登山をテーマにした紙ペンゲームです。

ダイスを2つ振り、その組み合わせによってシートに数字を書き込んでいきます。3つのモードが用意されており、そのうち1つは条件を達成することで封筒が開封でき、徐々に要素が増えていきます。

BGA(ボードゲームアリーナ)で遊ぶことができます。

タイトル Trek 12: Himalaya
発行年 2020年
プレイ人数 1~50人
プレイ時間 15~30分

トレック12 紹介

葉っぱのざわめき

ボードゲームの葉っぱのざわめき

鳥や花、木などさまざまなアイコンが描かれたシートをダイスの目にしたがって区切っていきます。長方形を作り、その中にあるアイコンによって得点が入ります。

春夏秋冬、4種類のシートがあり、それぞれ描かれているアイコンも得点方法も異なります。

だいぶシンプルなルールですが、どこをどう区切るかが悩ましいゲームです。

タイトル Blätterrauschen
発行年 2020年
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 20分

葉っぱのざわめき(Blätterrauschen)紹介

ピップランタン

ボードゲームのピップランタン

協力型の紙ペンゲームです。

戦士・魔術師・モンク・シャーマンでパーティーを組み、能力を強化しながらボスの撃破を目指します。5色のダイスがあり、色によって実行できるアクションが異なります。

職業ごとに能力が異なるため、誰から強化していくかが悩ましいです。また、一見すると「絶対倒せないだろう……」といった敵でも良い勝負になるバランスも素晴らしいです。

ピップランタン 紹介

フリップアンドライト(Flip&Write)の紙ペンゲーム

ハドリアヌスの長城

ボドゲのハドリアヌスの壁

現時点、もっともボリュームがありそうな紙ペンゲームです。

書き込むためのシートだけでなく、プレイヤーボード、カード、トークンまであります。

カードをめくり、そこに描かれたワーカーと資源を受け取り、それを使ってシートに書き込んでいきます。マスを埋めることで資源やワーカーがもらえるため、またそれを使って書き込んでいきます。こうしてすべてを使い切ると手番終了です。

できることが膨大にあるため、他の人が何をしているかはほぼわかりません。かなりの大ボリュームで初回はルール説明からプレイ終了まで2時間もかかりました。

ソロプレイ感が強いため、ひとりでじっくり遊びたい人にも向いています。

タイトル Hadrian’s Wall
発行年 2021年
プレイ人数 1~6人
プレイ時間 30~60分

ハドリアヌスの長城 紹介

カートグラファー

カートグラファー

地図製作者として地図を完成させていく紙ペンゲームです。

春・夏・秋・冬の4ラウンドあり、各ラウンドごとに目標が設定されています。地形が描かれたカードをめくり、それをシートに書き込んでいきます。

紙ペンゲームはどうしてもソロプレイ感が強いものが多いですが、カートグラファーは隣のプレイヤーにモンスターを書き込む要素があるため、しっかりプレイヤー間のインタラクションがあります。相手が1番嫌がるであろうところに書き込むため、お互いに「ぐぬぬ」といった気持ちになります。

インタラクションが強いゲームが好きな人におすすめです。

タイトル Cartographers: A Roll Player Tale
発行年 2019年
プレイ人数 1~100人
プレイ時間 30~45分

カートグラファー 紹介

ウェルカム・トゥ

ボードゲームのウェルカムトゥ

数字を書き込むことで街を完成させていく紙ペンゲームです。

数字とアクションがセットになっており、3組の中から好きなものを選んでシートに書き込んでいきます。シートには3つの通りがあり、必ず昇順になるように数字を書いていく必要があります。

紙ペンゲームの一大ブームを作ったタイトルのため、紙ペンゲームに興味があって未プレイの方はぜひ遊んでみて欲しいです。

人気タイトルのため、テーマを変えたたくさんのシリーズが出ています。

タイトル Welcome To…
発行年 2018年
プレイ人数 1~100人
プレイ時間 25分

Welcome to… 紹介

その他の紙ペンゲーム

リコンミッション

RECON MISSION

RECON MISSION(リコンミッション)は図面に建造物を書き込み、お互いに座標を宣言していって、すべての建造物の把握を目指すゲームです。

相手の建造物がすべて特定できたらシートを公開して、すべてが一致していれば勝利です。もし1マスでも誤っていると敗北になってしまいます。

マインスイーパーと潜水艦ゲームを合わせたようなゲームで、無料でダウンロードして遊ぶことができます。

RECON MISSION 紹介

ワードン

ボドゲのワードン

文字を使った潜水艦ゲームのような紙ペンゲームです。

テーマを1つ決め、それに関わる3つの単語をシートに書き込みます。シートには五十音表が2つあり、1つには自陣、もう1つには敵陣の情報を書きます。

手番ではひらがな1文字を言うか、単語そのものを言うかが選べます。これを繰り返し、先に相手の単語すべてを当てたほうの勝ちです。

テーマが自由に選べるため、何度でも遊ぶことができます。

タイトル ワードン (Wordon)
発行年 2020年
プレイ人数 2人
プレイ時間 15分

ワードン 紹介

多種多様なジャンルがある

近年はオリジナル紙ペンゲームもたくさん発売されていますが、それと同時にボードゲームの紙ペンゲーム化も増えています。

「アルハンブラ」「エスケープ」「横濱紳商伝」「トロワ」などなど、たくさんのゲームが紙ペン化されています。

一昔前はボードゲームからのダイスゲーム化、カードゲーム化がよくありましたが、これからはそれに紙ペンゲーム化が加わってきそうです。

しっかりしたコンポーネントがあるものから、印刷して紙だけで遊べるものまで、幅広くあるため、気になったものをぜひ遊んでみてください。

ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。