ワンモーニング人狼は司会不要で3人から遊べる人狼ゲームです。名前の通り一朝で終わるのが特徴で、1ゲーム数分で遊ぶことができます。
ワンモーニング人狼について
人数に応じて使用枚数が変わります。
たとえば5人で遊ぶ場合、8枚のカードを使用します。
各プレイヤーに1枚ずつカードを配り、あまりは裏向きのままテーブル中央に置いておきます。
渡されたカードの中身を確認したらゲーム開始です。
一般的な人狼ゲームや正体隠匿ゲームのような夜の処理はありません。
ワンモーニング人狼では議論中に役職をCO(カミングアウト)することで能力を使用することができます。
れいばいし | あまっているカードを1枚めくって公開します。 |
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ごえい | 能力をCOした人のカードを自分だけが確認します。 |
うらないし | 能力をCOしていない人のカードを自分だけが確認します。 |
このとき、「おおかみ」や「きょうじん」は上記の能力を騙って使用することができます。ただし、むらびとは能力を騙ることができません。
一定の議論時間が終了したら一斉に指さし投票を行い、もっとも得票した人が追放されます。最多が複数いる場合は全員が追放されます。全員に1票ずつ入ったら追放者なしです。
- おおかみチーム … おおかみが1人も追放されず、きつねが場に残っていない。
- むらびとチーム … おおかみ1人を追放して、きつねが場に残っていない。
- きつねチーム … 誰にもカードを見られず、追放もされず、うらないしに投票されていない。
この他に、人にカードを見られると追加勝利できる「ろしつきょう」などの役職があります。
手軽に遊べる人狼ゲーム
少人数から遊べて、司会(GM)も必要ないので、かなり遊びやすい人狼ゲームです。
ちなみに1セットで13人まで遊ぶことができます。
夜時間がないというのが特徴の1つで、このため人狼も誰が味方なのかを確認することができません。また、占いなどでカードを確認することもないので、全員が目をつぶって待っている時間もありません。「あの役職忘れてた」という心配もないので初心者にも優しいです。
相手のカードを議論中に確認するという強力な能力がありますが、見られることで勝つ役職もあるため「おっと、ちょっと待てよ……」というためらいが生まれます。
能力を使うためにどんどん積極的にCOしていくので、議論の展開も早いです。
コンポーネントのカードがプラスチックの牛乳瓶型なので、場所を問わずに遊びやすいのもいいですね。
1ゲーム数分で終わるので、ゲームとゲームの合間に遊ぶのにもちょうどいいです。