4 EXPLOITS(フォー・エクスプロイツ)は4人用の文明発展ゲームです。アクションを実行するためのタイルを獲得しつつ、3つある勝利条件のいずれかを目指します。デッキ構築、拡大再生産、陣取りといったさまざまな要素が詰まったゲームです。
4 EXPLOITS(フォー・エクスプロイツ)について
マップはA面とB面があります。
他に文化スコアボードがあります。
プレイヤーボードには市民コマやタイルを置くスペースがあり、リファレンスも兼ねています。さらに初期アクションタイルを受け取ります。
時代1~5の技術カードをそれぞれシャッフルして、表向きに並べていきます。対応するスペースにアクションタイルを置いていきます。
手番では、以下のことを順番に行います。
- アクションタイル置き場にあるタイルをトラッシュへ移動
- アクションタイルの選択。もしストックのアクションタイルが足りなければ、トラッシュにあるアクションタイルをストックへ移動
- アクションの実行
行えるアクションは、研究、生産、文化、移動、船、成長、交易、権威、核兵器です。アクション数は市民を地図に配置していくと増えていきます。
これを順番に繰り返していき、以下のいずれかの条件を満たしたプレイヤーの勝利です。
- 15個の市民コマを地図に置ききる。
- 宇宙開発の技術を研究する。
- 文化スコアを100に到達させる。
2~3時間級の文明発展ゲーム
同人ゲームでは、めずらしい120~180分級のゲームです。
アクションタイルのデッキ構築のような感じで、圧縮も可能です。タイルは技術を開発すればもらえるものから、生産してもらえるものまでさまざまです。すべてのタイルを使わないとデッキがリセットされないため、余計なタイルを取り過ぎてしまうと効率良く回らなくなってしまいます。
陣取りの要素もあり、同じエリアにいる他プレイヤーのコマを追いやったり、除去することができます。そのためには軍事力を強化する必要があるのですが、軍事タイルはアクションをもたないため、どの程度デッキに入れるかが考えどころです。
テキスト効果はなく、運要素もありません。
一般的なデッキ構築と異なり、すべてのアクションを自分で選ぶことができるので、カードの引き運もありません。
そういった意味で実力差がでやすいゲームです。
今回は4人全員が初プレイで、ルール説明からゲーム終了まで2時間ほどでした。
技術カードが35枚あり、それぞれにタイルを乗せる必要があるので準備が大変ですね。
Aマップを使用したのですが、思ったよりも技術が発展せず、誰も時代5に到達しないまま市民を置ききって終了となりました。
時間がかかる上に4人専用ということで、なかなかハードルが高いですが、繰り返し遊んでみたいゲームです。Bマップだとどのくらいプレイ感が違うかも気になりますね。