宮城県大崎市で行われた第4回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。
第4回大崎ボードゲーム会について
2019年11月24日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。
TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
10歳以上ならばどんな方でも参加でき、保護者同伴であれば小学生も可です。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は200円でした。
遊んだゲーム
ナインタイルパニック
制限時間内に9つのタイルを並べるゲームです。
3つのお題が出され、上手くそれに一致するようにタイルを並べます。タイルに描かれた道に矛盾があると、未完成扱いになってしまい、お題を満たしていても0点になってしまいます。
タイルを並べること自体は難しくないのですが、すべてのお題を満たそうとすると混乱してしまいます。砂時計で残り時間が示されるので、かなり焦りますね。
チケットトゥライド:ニューヨーク
もともとのチケットトゥライドは列車がテーマですが、ニューヨークではタクシーになっています。マップがかなりコンパクトのため、ゲームのテンポが早いです。
カードをプレイして路線をつなげて、目標を達成するというお馴染みの流れなので、シリーズのうちどれかを遊んだことがあれば、ルール理解は簡単です。
PARKS
最近よく遊んでいるゲームです。
手番ですることは一方通行のアクションスペースのコマを進めるだけなのですが、どこまで進めるかが悩ましいです。
この日はシーズンカード(非公開の目的)が微妙にかぶっていたようで、欲しいカードがどんどん別のプレイヤーに取られてしまい達成できませんでした。それでも何とか公園を多く獲得し、終わってみると1位タイでした。同点の場合は多くの公園を訪れた方が勝ちとなり、結果2位になってしまいました。
すでに何度か遊んでいるのですが、初めて見るカードがあり、まだまだ新鮮な気持ちで楽しめそうです。
スペルキャスター
4色のカードをプレイしていき、相手のライフを0にするか、サファイヤを15個獲得すると勝利です。
手番では「カードを引く」「カードをプレイする」「カードの効果を発動する」の中から2つを行います。アクションは同じものでも、異なるものでもOKです。ただし、一手番中に同じカードの効果を発動させることはできません。
4色のタイルがあり、そこにカードをプレイするのですが、場所は共通のため、お互いにカードを上書きしていくことになります。使うことができるのは自分がプレイしたカードのみです。
派手な効果のやり合いになりますが、すぐに上書きされてしまうので強いカードを連続して使うのは難しいです。ただ、その色がこないと上書きできないので、場合によっては一方的にやられることもあります。
この日は2対2のチーム戦で遊んでみたのですが、内容的には2人の方がよさそうですね。展開が早いので繰り返し遊びたくなるゲームです。
HADARA
文明系のゲームです。といっても、テキスト効果などはなく、ほとんどのカードは個人ボードのパラメーターを上げるだけです。
カードの獲得方法が独特で、必ず5色すべてを取る機会があります。1回目は2枚のうち1枚を、2回目は場に捨てられている中から選ぶことができます。
ほとんどのフェイズを全員同時に行うので、ダウンタイムもほぼありません。
パラメーターの役割もはっきりしており、次に何をすべきかが分かりやすいです。かなり遊びやすいゲームなので、後々国内でも取り扱われそうですね。
デクリプト
オープン会での定番になっているゲームです。
2つのチームに分かれて、キーワードにまつわるヒントを出します。ただし、相手チームもそれを聞いているので、相手には分かりづらく、味方には伝わるようなヒントを考えなければなりません。
まったくつながりが見えなかったキーワードが結びつく瞬間がとても気持ちいいゲームです。
ラマ
一時期話題になっていたクニツィアのカードゲームです。
手番では場にあるカードと同じ数字か1つ上の数字を出します。またはカードを引くか、降りるかを選択し、ラウンド終了時に残った手札がマイナスになります。
基本はそれだけなのですが、どこで降りるかのタイミングが悩ましく、なかなか盛り上がります。
今回はバリエーションルールである「ド・ラマ」で遊んでみました。
ドラマルールでは「ド・ラマカード」が必要になります。といっても、デッキに混ぜるわけではないので何のカードでも大丈夫ですし、コインやトークンなどでも問題ありません。
ラウンドから降りたとき、まだ残っているプレイヤーがいる場合、ド・ラマカードを受け取ります。すでに持っている人がいる場合は、その人からド・ラマカードを取ります。
ラウンド終了時、ド・ラマカードを持っている人は手札のうち、好きな1枚を捨てることができます。もし、これにより手札がなくなれば通常と同じようにチップを1枚返すことができます。
たとえ降りてもチップを返せる可能性が出てくるため、より駆け引きが熱くなります。
それほど難しいルールでもないので、何度か遊んだら採用した方がよさそうです。
ホッタイモイジンナ
外国語の音声を再生して、それが日本語で何と聞こえるかを紙に書きます。書いた答えが他のプレイヤーと一致していると得点になります。
聞いたことがない言葉のはずなのに、日本語のように聞こえるのが面白いです。
自分ではこうとしか聞こえないだろうと思った答えが、他の人と全然違ったりするのも面白いですね。
なんでデジカメ忘れたんすか芭蕉さん!!
お題の図形を五七五の十七音で表現するゲームです。字余り字足らずはダメで、必ず十七音で書かなければなりません。
お題はさまざまな図形の組み合わせになっているので、あますことなく伝えるのは非常に困難です。
ただし、どこを当ててもらうと得点になるかは出題者は分かっているため、何とかそれだけでも伝わるように頭をひねります。
簡単なルールで気軽に遊べるゲームです。
ニムト
昔から遊ばれている定番カードゲームの1つです。
場に4枚のカードが並んでいます。それに対して一斉にカードを1枚ずつ出します。出されたカードを場にあるカードにつながるように置いていきます。このとき、6番目になってしまうとその列のカードをすべて引き取らなければなりません。カードに書かれた牛の首の数がマイナス点になります。
定番だけあり、シンプルなルールで盛り上がります。
第4回大崎ボードゲーム会の感想
この日はゲームマーケット2019秋の開催日だったので、いつもより参加人数は少なめでした。そのため、2卓か3卓に分かれてずっと遊ばれていた印象です。
次回は2020年01月12日(日)に同会場で開催予定です。