宮城県大崎市で行われた第3回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場は前回と同じ大崎市図書館です。
第3回大崎ボードゲーム会について
2019年10月20日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。
TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
10歳以上ならばどんな方でも参加でき、保護者同伴であれば小学生も可です。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
遊んだゲーム
天才画家ボン
まだそこまで人が集まっていなかったので簡単にできるものをと天才画家ボンで遊びました。
8色のカードを使ってお題を表現します。カードを並べて表現するので絵が苦手な人でも問題なく遊ぶことができます。
すぐに分かるようなお題から「どうやって表現するの?」といったお題まであり、ちゃんと伝わると気持ちがいいゲームです。
対応人数の幅も広いので、こうしたちょっとした空き時間にもちょうどいいですね。
ホッタイモイジンナ
テルグ語、ウルドゥー語、タイ語の発音を聞いて、日本語で何と聞こえるかを紙に書きます。他の人と一致していると得点が入ります。
まったく聞いたことがない言葉のはずなのに「え?これ日本語じゃないの?」というものがあり、それだけで爆笑です。
自分では「こうとしか聞こえないじゃん!」と思っていても、他の人は違う言葉を書いていたりして個性の違いが感じられます。
難易度が高くなると言葉自体が長くなるのでしっかり聞こうとしないと追いつきません(笑)
ズーメイト
正体隠匿要素があるゲームです。
ラウンド開始時に行動をカードでプロットして、それを順番に処理していきます。誰が何番目かは分からないので、みんなの行動を見越して自分がするべき行動を選びます。
7人で遊んだため、なかなかめちゃくちゃな展開になりました。ずっと部屋に閉じ込められて移動できなくなったり、ボタンをずっと押しまくったりとカオスな展開が続きます。
4つあるスイッチを自分の陣営の色にしていけばいいのですが、意図せぬ行動によって誰が味方なのかも分からなくなってしまいます。
正体がバレたところでどうなる感じでもないので、隠匿系が苦手な人でも遊べそうです。
タブーコード
各自にタブーが書かれたカードが渡されます。他の人のカードは見ることができますが、自分のカードは見ることができません。
タブーは「○○と言ってはいけない」「○○をしてはいけない」といったさまざまな種類があり、みんなのタブーを見るだけでも笑えます。
中には「え?これ無理じゃない?」といったものがあり、途中でタブーを変えたりもしました。(食べ物を持っていないのに「食べ物を食べてはならない」など)
また、自分ではまず防ぐことができないようなタブーもあるので、勝敗を競うというよりは笑って楽しむ感じのパーティゲームですね。
恐怖の古代寺院
タイムボムのリメイクにあたる正体隠匿ゲームです。司会不要の脱落者なしで3~10人まで遊ぶことができます。
ほとんどタイムボムと同じなのですが、火炎罠をすべてめくらなければならない点が変更されています。タイムボムだと爆弾1枚をめくってしまうと終わりなので、場合によってはすぐにゲームが終わってしまうのですが、その点が改良されています。
8人戦ということで誰がガーディアンなのかも分からず盛り上がりました。
サーカディアンズ:ファーストライト
非公開でダイスをプロットしてから行うワーカープレイスメントです。
舞台が宇宙で現地の宇宙人と交渉をしたり、個人ボードをアップグレードしたり、資源を納品したりとかなり要素が多いです。
最初にキャラクターカードを選ぶことで各プレイヤーに強力な能力がつきます。今回この選択をミスってしまい、まったく力を活かすことがなく終わってしまいました。
どんどん拡大再生産していくのでこういったタイプのゲームが好きな人には間違いなさそうです。
ラグーザ
六角形マスの頂点にコマを配置することで、その周りにある3つのアクションが実行されます。さらに六角形のコマがあると他のプレイヤーも同じようにアクションすることができます。
木材、石材、銀鉱石といった資源を集め、さらにそれらの資源を加工して船に納品していきます。
なかなか独特なゲームで、慣れるまでちょっと時間が必要です。
仕組みが分かってくると「ああ、あれをしなきゃないのか」ということが見えてくるので、そこから面白くなってきます。得点方法もさまざまなので、いろいろなやり方ができそうですね。
他の人の手番でもアクションができるのでダウンタイムもほとんどありません。また、これだけしっかりしたゲームながら1時間ほどで終わるので、かなり密度の濃い時間を楽しむことができます。
ただ、コマがどんどん置かれていくので盤面はちょっと見づらいですね。
太陽と月の王国
手札を出し切ることを目指す、いわゆる大富豪系のゲームです。
カード構成はそれぞれの数字が枚数分だけあります。1なら1枚、2なら2枚といった感じで10まで入っています。
手札とは別に自分の前に3・2・1のピラミッド状にカードを置きます。最初は3枚だけが表になっています。この場札も手札と同じように使うことができ、表になっているカードがなくなると次の段のカードが表になって使えるようになります。
基本的には前の人よりも強いカードを出していくのですが、このゲームでは前の人と同じ数字も出すことができます。同じ数字が4枚出ると革命が起こり強さが逆転します。自分だけで4枚出す必要がないので頻繁に革命が起こります。
大まかな流れは大富豪なので簡単な説明を加えるだけですぐに遊ぶことができます。
第3回大崎ボードゲーム会の感想
今回は第1回と同じく2部屋つなげての使用だったので、かなりスペースに余裕がありました。
そのため、各卓でさまざまなゲームが遊ばれていました。
今回もまた初参加の人がいらしていたので、だんだんとこの会も広まっているようですね。
ちなみに次回は11月24日(日)に同会場で開催予定です。