ごきぶりデュエルは、ごきぶりを自分の陣地におびき寄せる2人用のゲームです。プレイヤーは、だまし屋と予想屋の役割を交互に行い、相手を上手くだしぬくことを目指します。ごきぶりポーカーやいかさまゴキブリ、ごきぶりサラダといった「ごきぶりシリーズ」のひとつです。
ごきぶりデュエルについて
4×7マスの真ん中4マスにごきぶりコマを4つ並べます。
だまし屋になったプレイヤーは4つの正方形タイルを好きな順番に裏向きで並べます。正方形タイルは3枚が○で1枚だけが×です。
予想屋のプレイヤーはそのタイルを1枚ずつめくっていきます。
○をめくったらその列のごきぶりコマを自分の方に1歩進めます。
×をめくってしまったら手番終了で、まだめくられていない列のごきぶりを相手側に1マスずつ移動させます。
手番が終了したら、今度は役割を交代して同じことを行います。
これを繰り返し、自分の陣地に1つでもごきぶりコマが到達したら勝利です。
どれが×でどれが○?
かなりシンプルな心理戦のゲームで、予想屋のときは相手の×をめくらないように、だまし屋のときは相手に×をめくらせるようにするのが目的です。ルールはこれだけなので、誰でもすぐに遊ぶことができます。
ごきぶりコマが動き出すと、自分の勝ちにつながるようにコマを進めるのか、相手のコマを勝ちから遠ざけるためにコマを進めるのかで駆け引きが生まれます。もちろん、それを踏まえた上での騙し合いもあります。
そうはいってもこれだけのルールなので、相手の手を読み切るのは簡単ではありません。運要素もかなりありますね。
今回初めてやってみたのですが、上手いこと見破られて、あれよあれよという間に負けてしまいました。
ヴァリアントルールを入れると2マス移動する王様ごきぶりのコマが登場するので、もう少し駆け引きの幅が広がりそうです。