アクアガーデンはさまざまな魚を集めて水族館を作る1~4人用のゲームです。魚同士の関係や酸素の量に気を配りながら、6つの水槽を埋めていきます。
アクアガーデンについて
各プレイヤーは個人ボードとコマ類を受け取ります。個人ボードには6つの水槽が描かれており、上部はお金を管理するようになっています。
今回使用するマイルストーンカードを用意します。円形のボードに海藻と珊瑚、さらに袋から5個の魚コマを追加します。
ゲームボードのマスに魚コマを1つずつ置きます。
ゲームは3人ならば全3ラウンド、4人ならば全4ラウンド行います。
ラウンドの流れ
ゲームボード上で最後尾にいるプレイヤーがアクションを実行します。
まずゲームボード上のオーナーコマを好きなだけ前に進めます。一方通行のため、戻ることはできません。また、最後のマスまでたどり着くと、そのラウンドのアクションは終わりです。
その後、止まったマスが魚マスか広告マスかで行うことが違います。
魚マスの場合
マスにある魚コマを受け取ります。それから個人ボード上に従業員コマを移動させます。従業員コマは1~3歩は無料で動かせます。さらに移動させたい場合は1歩につき1金支払います。最大5歩まで移動させることができます。
従業員コマの両脇にあるどちらかの水槽に先ほど受け取った魚コマを入れます。置くためには条件を満たす必要があるコマもあります。
2金支払うことで海ボードからコマを買うことが可能です。ただし、この場合も入れるところは従業員コマの両脇です。
広告マスの場合
ゲームボードに描かれたどれかの組み合わせを選び、それに従ってお金を獲得します。
広告マスに止まった場合、従業員コマは動かしません。また、海ボードから魚を購入することもできません。
ラウンドの終了
全員のオーナーコマが最後のマスまでたどり着くとラウンド終了です。
新たなラウンドの準備として、最初と同じように各マスに魚コマを置いていきます。前のラウンドでコマが残っている場合は、1つのマスに複数のコマが置かれます。
ゲームの終了
規定のラウンドが終わるとゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
タイムトラック+ロンデルでセットコレクションを
まず目を引くのがたくさんの木コマです。
印刷された木コマがたくさん入っており、それらを並べるだけでもワクワクします。カラフルでステキなデザインのコマは思わず写真を撮りたくなるかわいらしさです。
ゲームの中身は、タイムトラックでオーナーコマを動かし、個人ボード上の従業員コマをロンデルで動かして、水槽に魚を入れていき、その組み合わせによって高得点を目指していく感じです。
水槽には酸素が設定されていたり、このコマは一緒に入れられない、これとこれは一緒に入れるなどの条件があるため、パズル要素も強いです。
お金を入手する方法は、広告マスに止まるか1周してイベントを起こすかです。
回数的には広告の方が多いため、いかに先に取るかが重要になってきます。ゲームボード上は同じマスに入ることはできないため、タイミングを逃してしまうと、なかなか広告に止まれないケースも出てきます。
今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで70分ほどでした。全員が初プレイでしたが、そこまでルール量が変わらないようだったので上級ルールで遊んでいます。(魚の種類が増えて得点の取り方のバリエーションが増えます)
どこまでコマを移動させるか、どこに何を入れるか、どのマイルストーンを達成するかなど、考える要素は多いですが、やるべきことがはっきりしているため、初回でも戸惑うようなことはないです。
形が異なる魚コマを袋から引くことになりますが、別に引いた人がそのままもらうわけではないため、そこまで気にはなりませんでした。
気になる場合は最後手番の人がコマを置くようにすれば特に問題なさそうです。
マイルストーンや上級カードの組み合わせによって、目指すべき水族館の形が変わってくるため、遊ぶたびに違う水族館ができあがります。
パズル要素が強いゲームが好きな人におすすめです。
タイトル | Aqua Garden |
---|---|
発行年 | 2021年 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 40~60分 |
デザイナー | totsuca chuo |
BGGリンク | Aqua Garden | BGG |