バード将軍の死は無料で公開されているマーダーミステリーです。GM(ゲームマスター)不要の5人用で1時間ほどで遊ぶことができます。必要なものはデータを印刷した紙だけです。「マーダーミステリーってよく聞くけど、どんなものなの?」という方にオススメです。
そもそもマーダーミステリーとは?
マーダーミステリーとは「murder(殺人)」をテーマにした推理ゲームです。最近ではどんどん種類が増えてきて、殺人に関係しないゲームも登場しています。
各プレイヤーには登場人物の1人として情報が与えられます。情報には公開すべきものと公開してはならないものがあります。その情報を元に各自が個人の勝利条件を満たすことを目指します。
各自が非公開情報を持っているあたりが人狼ゲームに似ており、登場人物を演じるという点がTRPGとも似ています。
バード将軍の死について
バード将軍の死は「ゲームという比喩」で公開されています。
物語は国に大きく貢献したバード将軍の死をめぐって繰り広げられます。
プレイヤーは国王や王子、執事といった将軍に縁がある人物になり、バード将軍の死の真相を探ります。
まず各プレイヤーに人物としての情報が1枚ずつ渡されます。各自がそれを黙読します。
ゲームは全3ラウンドで、各ラウンドは15分ほどです。
各自の紙には「公開すべき情報」「隠すべき事実」「各ラウンドで公開すべき情報」が書かれています。
その情報に沿って話し合いを行い、バード将軍の死の真相を究明します。
遊んでみた感想
5人全員がマーダーミステリー初体験でした。
感想としてはとても面白かったです。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、情報が徐々に公開されていくことで、いろいろなものがつながっていく感覚は新鮮でした。一見、読んだだけでは分からない情報も他のプレイヤーの情報と合わさることで意味を成すため、どのタイミングで情報を出していくのかも重要です。
各自が持っている情報はA4で1枚だけで、途中で増えることもありません。そのため、情報が多すぎて混乱するということもないです。
「マーダーミステリーをやってみたけど、いきなり買うのは……」
「マーダーミステリーを遊べるお店が近くにない」
そういった方はぜひ遊んでみてください。