BOOTHで限定公開されていたゲームマーケット2020大阪殺人事件を遊んでみました。GM不要、4人で遊べるマーダーミステリーです。カードを使ったアクションなどはなく、キャラクターシートだけで遊ぶことができます。
ザ・フィールド・オブ・ザ・サン
さまざまな作物を集めて出荷を行うカードゲームです。
得点になるのはもっとも多く所有している作物だけで、それ以外はマイナスになってしまいます。ただし、同じ作物がそろったときに裏返して出荷するとマイナスを避けて得点化することができます。
シンプルなバースト系のカードゲームで、のるかそるかの見極めが重要です。
カードのイラストがきれいなので、導入としてもよさそうです。
ルーンストーン
イスタンブールやルクソールを手がけたリュディガー・ドーンのデッキ構築系ゲームです。
マナを使用してカードを購入、購入したカードはリシャッフルされたときに使えるようになるというお馴染みのタイプです。
変わっているのがアクションの仕方で、必ず2枚のカードをプレイする必要があります。両方の効果を好きな順番で解決できますが、数字が大きい方は破棄されてしまいます。
アクションすればするほど、どんどんデッキが圧縮されてしまうので、適宜カードを購入して補充しなければなりません。
効果はすべてアイコンでテキスト効果はありません。そのせいもあってか、全体的にアッサリした印象でした。
拡張で要素がもっと増えればさらに面白くなりそうです。
ドッグタッグトリック
すべてに異なる犬のイラストが描かれたカードゲームです。
手番では1枚か2枚のカードを出し、親が指定した組み合わせだと勝敗にからむことができます。出し方をフォローするトリックテイキングのような感じです。
なかなか独特なルールで、最初はどうカードを出せばいいのか、どうやって判定をするのかに戸惑いました。慣れてくると、どこでカードを使うか、どこでガマンするかの選択が重要だということが分かります。
ゲームマーケット2020大阪殺人事件
4人用のマーダーミステリーです。
GM不要で他に必要なのは筆記具と時間を測るものくらいです。
タイトルの通りゲームマーケットで起きた殺人事件がテーマです。とあるサークルのメンバーとなり、事件の真相を究明します。
時間とともに情報が少しずつ増えていきます。カードを引くなどのアクションはありません。また、密談などもないため、マーダーミステリーに慣れていない人でも遊びやすいです。
アメリカンブックショップ
3~5人用のトリックテイキングゲームです。
マストフォローのトリックテイキングですが、場に出された数字の合計が規定値を越えるとトリックが取れるのが特徴です。
たとえば、4人で遊ぶ場合は合計が16以上になるとトリックが取れます。
そのため、強いカードを出せば勝てるわけではなく、全員が1枚ずつ出せるわけでもありません。
さらに得点になるのは、全員の中でもっとも多く持っているスートだけで、他はマイナスになってしまいます。獲得したカードはすべて公開しておいておくのでカウンティングは不要です。
ルール量は決して多くないのですが、かなり独自性が強く、他にはないプレイ感があるゲームです。1度遊ばせてもらって面白かったため、自分でも購入しました。(その後にデザイン違いの新版がでることを知り、そっちを買えば良かったと思いましたが)
トリックテイキングが好きな人にぜひプレイして欲しいゲームです。