「カタンの開拓者たち」「カタン」は無人島を開拓していく3~4人用のゲームです。20カ国語以上に翻訳されている大ヒットタイトルで、国内でもさまざまなバージョンや拡張セットが販売されています。
カタンの開拓者について
六角形のタイルを組み合わせてゲームボードを作ります。各タイルには7を除く、2~12までの数字が割り振られます。タイルは木材、レンガ、小麦、羊毛、鉄のいずれかを産出します。(何も産出しない砂漠も1枚だけあります)その周りに港が描かれた海フレームをはめます。
各プレイヤーは開拓地コマ、都市コマ、街道を受け取ります。
スタートプレイヤーから順番に開拓地コマ1つずつ置いていきます。
開拓地と開拓地は必ず街道2つ分の間隔を開けなければなりません。
1つずつ置いたら、今度は最後に置いたプレイヤーから逆順に再び1つずつ開拓地を置いていきます。このとき置いた開拓地に隣接するタイルの資源がもらえます。
手番ではダイスを2つ振り、出目に対応したタイルから資源が産出されます。これはすべてのプレイヤーに適応されるため、ダイスを振っていないプレイヤーも対応する場所にコマが置かれていれば資源を受け取ります。
その後、資源を使用して開拓を行ったり、他のプレイヤーと交易を行ったり、発展カードを使用したりします。
ダイスの合計が7だった場合、資源の産出が行われず、盗賊の移動が起こります。移動先に他のプレイヤーの開拓地や都市があれば、そのプレイヤーからランダムに1枚資源を奪います。
これを繰り返し、最初に10点に到達したプレイヤーの勝利です。
得点の内訳
開拓地 | 1点 |
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都市 | 2点 |
最長交易路 | 連続している街道がもっとも長いと2点 |
最大騎士力 | もっとも多くの騎士カードをプレイしていると2点 |
発展カード | 1点 |
世界中で遊ばれている大ヒットゲーム
日本語化されたものだけでも、カタンスタンダード版、カタン宇宙開拓者、ゲームオブスローンズ版カタン、カタンアメリカの開拓者たち、カタン商人と蛮族、カタン都市と騎士、カタン探検者と海賊、カタン航海者、5~6人用拡張、カードゲーム版、ダイスゲーム版、携帯キャリーケース版と相当な数が発売されています。
現代ドイツボードゲームの先駆けともいえる作品で、日本でもファンが多いゲームです。カタンをきっかけにボードゲームにハマったという人も多いかもしれません。
タイルの組み合わせによってマップが変わり、10点を取るまでの方法がいくつかあるため、何度でも遊ぶことができます。また、他のプレイヤーの手番であっても資源がもらえるため、ずっと集中してゲームに臨むことができます。
一時代を築いたゲームでもあるので未プレイの方は、ぜひ一度遊んでみて欲しいです。ただし、経験の差が出やすいため、最初は気心の知れた人と遊ぶのがオススメです。
タイトル | Catan |
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発行年 | 1995年 |
プレイ人数 | 3~4人 |
プレイ時間 | 60~120分 |
デザイナー | Klaus Teuber |