ゲームマーケット2015秋の会場で販売されたカヴェルナ ミニ拡張セットで遊んでみました。
水の拡張タイルと青い紋章のタイルの2つのボードが追加され、合計10枚のタイルが追加されます。これらのタイルも通常のタイルと同様に初めからすべてが並べられます。
カヴェルナ ミニ拡張セット
今回は3人で遊んでみました。全員が経験者で、うち2人が所有者です。
まず注目したのが「寄宿舎」です。タイル2枚分の大きさがある時点で目を引くのですが、その効果も強力です。
寄宿舎 木8 石6 1点
このリビングは3、4、5、6人目のドワーフ用になります。
これを作ってしまえば、もうリビングを作る必要がなく、家族を増やし続けることができます。コストもそれほど高くなく、タイル2マスに家族が4人収容できれば他のタイルを置く余裕もできます。
というわけで、わたしはまずこの寄宿舎を狙うことにしました。
大まかな戦法を説明をすると、わたしがとにかく増員し最速で6人を目指し、1人は探索を重視しつつロバで食料をまかない、もう1人は探索しつつ事務室でタイルをはみ出していくという感じです。2人が探索をしていたので、わたしはひとまず探索を諦め、まずは食料基盤を作ることにしました。
いつもは採掘場からのロバでまかなうのですが、今回は違う方法を試そうと思い、早々に畑を準備して調理場でまかなうことにしました。
調理場 石2
小麦+野菜 ⇒ 食料5
これで収穫のたびに食料10が確保できます。
さらに終盤の食料を楽にするために、平和広場も作りました。
平和広場 木2 石2
武器をいつでもその戦力と同じ数の食料に交換できる。
これにより最後の収穫分の野菜と小麦はそのまま残すことができます。
あとは余っている資源を使いながら、得点をアップさせる方法を考えていきます。
野菜と畑により食料がまかなえるようになったので、家畜はそのまま残すことができました。最終的な盤面は以下です。
マスもしっかり埋まり、減点もなく、充実したボードになりました。
得点も91.5対83.5対51.5で勝つことができました。
カヴェルナ拡張タイルを遊んでみての感想
やはり寄宿舎が強いです。これにより他のタイルを置けるスペースも増えるので、ボーナスを獲得できるチャンスが増えます。今回、木を確保し忘れたため、最後ラウンドでボーナスがそこまで伸びませんでしたが、資源さえあればもっと得点が伸びていました。
また、拡張タイルの中には、置ける場所が決まっているものもあるので、あらかじめどこに何を置くべきなのか計画性が求められます。うっかりタイルを置いてしまうと、どうやっても建てられなくなってしまうので注意が必要です。
一般的な拡張のようにルールが増える訳ではなく、単にタイルの種類が増えるだけなので、カヴェルナを持っている人は最初から導入しても問題ないですね。